宮津高校生の独自プロジェクトが全国の舞台へ
2026年2月21日、京都府宮津市の「あなたは阿蘇海をどうしたい?〜天橋立に湧くカキ殻から紐解く〜」というプロジェクトが、全国高校生マイプロジェクトアワードにおいて全国Summitへの出場を決めました。このプロジェクトは、未曾有の環境問題を抱える阿蘇海に対する地域住民の意識変革を目指し、高校生たちが熱心に取り組んでいます。
全国高校生マイプロジェクトアワードは、高校生が自身の関心や社会的課題をテーマにプロジェクトを展開し、成果を発表する日本最大級の学びの場です。今年度は全国から3250のプロジェクトがエントリーし、厳しい選考の末、全国Summitに進出できるのはわずか48プロジェクトのみ。その中で、宮津の高校生たちが選ばれたことは、彼らの努力の証と言えるでしょう。
プロジェクトの背景と目指すもの
このプロジェクトは、当初、阿蘇海に堆積する牡蠣殻の駆除を目的とする啓発活動から始まりました。しかし、専門家からの一言をきっかけに、「どんな阿蘇海を目指すか」という視点にシフト。地域住民と丁寧な対話を重ね、「阿蘇海フェスタ」や小学校での講話など、多様なイベントを通じて地域の人々と関わることを重要視しました。これにより、市民とのセッションや子供向けのイベントを通じて、地域社会における意識づけを行っています。
さらに、プロジェクトは株式会社FoundingBaseが運営する拠点横断型プロジェクト「アクセル」との連動によって、地域住民や専門家との対話の場を提供し、生徒たちがアウトプットする機会を増やしてきました。このように、生徒たちの活動が地域と結びつき、より多くの人々に響く形に育っているのです。
「アクセル」とは?
「アクセル」は、株式会社FoundingBaseが全国で展開する公設塾・教育事業を基盤とした、中高生の探究活動を支援するプログラムです。この取り組みを通じて、地域や学校の垣根を越えたつながりが生まれ、生徒同士が切磋琢磨しながら自己のプロジェクトを磨いていくことを目的としています。オンラインミーティングや過去の経験を活かした支援を通じて、生徒たちの探究のプロセスをより深める手助けをするのです。
このプロジェクトが全国Summitへの出場を果たしたことは、各拠点での中長期的な支援に加え、アクセルによる包括的なバックアップがあるからこそ可能となった結果です。
今後の展望
「あなたは阿蘇海をどうしたい?〜天橋立に湧くカキ殻から紐解く〜」は、2026年3月20日から22日に東京都の昭和女子大学で開催される全国高校生マイプロジェクトアワード全国Summitに出場します。ここでは、全国各地から集まった高校生たちとともにプロジェクトの発表や交流が行われ、さらなる学びの機会が得られることでしょう。
最後に、私たちFoundingBaseのビジョンは「地域の価値を共創し、地域という選択肢を提供する」ことです。このプロジェクトを通じて、地域の課題解決に向けた新たな価値を生み出し、未来へつなげていくことを期待しています。地域に根差した活動がどのように発展していくのか、今後の進展に注目が集まります。