草場一壽陶彩画展
2025-04-08 10:58:48

京都・東寺で開催される草場一壽陶彩画展の魅力を徹底解説!

京都・世界遺産 東寺での陶彩画展



草場一壽(くさば かずひさ)による陶彩画展が、2025年3月15日から5月11日までの期間中、京都の真言宗総本山東寺にて開催されます。今年で7回目となるこの特別展示会は、焼き物の絵画である陶彩画の魅力を存分に体感できる貴重な機会です。会場は東寺の境内にある食堂(じきどう)。荘厳な空間で心を打つアートに触れてみてはいかがでしょうか。

陶彩画とは何か?



陶彩画は、佐賀県の伝統工芸・有田焼の技法を駆使して描かれる絵画です。草場一壽はこの技法を昇華させ、30年以上の試行錯誤を経て独自の表現方法を確立しました。陶器の柔らかな質感と、見る角度によって変わる色合いは、陶彩画ならではの特色です。この展示会では、特に印象的な「龍」や「菩薩」といった神獣の作品が並び、見る者に深い感動を与えます。

新作の登場



今年の展示では、昨年発表された注目の「銀河」シリーズも展示されています。中でも『銀河の扉』は、無数の星や惑星を描いた作品で、天と地を繋ぐ希望の象徴とされています。この作品は、細部まで丹念に描かれた鳳凰が鮮やかな色合いで輝いており、鑑賞者に宇宙の広がりと生命の夢を感じさせます。

また、「麒麟」や「四神」シリーズの作品もお披露目されます。「麒麟」は草場一壽が初めて設計したモチーフであり、その色彩が持つ迫力と、美しさが見る者を魅了します。特に、今展示では四神をテーマにした作品が一堂に集結し、神秘的な空間を演出します。

歴史ある東寺での体験



京都の東寺は、その歴史と文化が息づく場所です。展示会場である食堂(じきどう)では、僧侶の読経も響く中、この独特な雰囲気の中で陶彩画を鑑賞することができます。これは、一般的なアート鑑賞とは一線を画す貴重な体験となるでしょう。作品の背景にある日本古来の祈りの思いや文化を感じながら、陶彩画の美を体感できます。

草場一壽について



草場一壽は1960年に佐賀県に生まれ、1990年に有田焼の新たな表現に挑戦しました。絵付けと窒入を繰り返し、独自の陶彩画技法を確立した彼は、今ではその名声を国内外に広めています。草場の作品には、日本の伝統や美しさを再現する深い思いが込められています。さらに、彼の作品は教育の場でも取り上げられ、多くの人々に受け入れられています。

会場情報とアクセス



陶彩画展は2025年3月15日から5月11日まで、真言宗総本山の東寺食堂(じきどう)で開催されます。入場は無料で、予約も不要です。開館時間は8:30から16:00まで。新作の展示に加えて、過去の作品も含めた華やかな展覧会を是非お楽しみください。

特別なフォトスポットも用意



会場近くには、草場一壽の作品にちなんだフォトスポットも設けられています。開花中の桜や国宝の五重塔とともに思い出の一枚を撮影することができ、訪れる人々にとって特別な体験となるでしょう。また、陶彩画関連グッズの販売も行っていますので、お土産にも旅の思い出にもぴったりです。

まとめ



草場一壽陶彩画展は、焼き物の絵画の新たな魅力に触れる素晴らしい機会です。東寺の荘厳な環境で、実際に作品を見て感じられる体験はこの上ない贅沢です。ぜひ、この特別な展示会に足を運んで、草場の陶彩画に魅了されてください。


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