ワコールの未来計画
2026-06-22 12:25:18

ワコールホールディングス、2029年を見据えた中期経営計画を策定

ワコールホールディングス、2029年を見据えた中期経営計画を策定



京都に本社を置く(株)ワコールホールディングスは、2027年から2029年を対象とする新たな中期経営計画「中期経営計画2029」を策定し、取締役会で承認されました。この計画は、ますます変化するビジネス環境に対応し、持続的な成長を図るための重要な指針です。

変化する環境とその影響


昨今、消費環境や原材料価格の高騰、為替の変動が影響し、ワコールもその波に飲み込まれています。これにより、経営成績は計画を下回る結果となってしまいました。この問題を受け、同社は外部環境に対する認識を見直し、迅速かつ柔軟に対応できる体制を構築する必要があると認識しています。

中期経営計画2029の目的


「中期経営計画2029」は、収益基盤の確立と新たな価値創造の両立を目指すものです。国内事業と海外事業の両方において事業ポートフォリオを再構築し、デジタルと自社の強みを融合させたブランド戦略の強化を図ることが求められています。特に、次の焦点が設定されています。

1. インナーウェアを基盤に、身体と心のソリューションビジネス「エンパワーメント ソリューション」への進化
2. 「CW-X」の国内外での売上拡大
3. 伝統的な販売モデルから直販やEC中心のビジネスへ移行
4. 不採算事業の見直し
5. ビジネスモデル改革の継続

新たな価値創造への移行


国内市場での新たな価値創造も計画されています。「SCANBE」における新たな価値創出領域の拡大や、既存の「Melooop」の研究開発を強化し、量産化を目指すことが重要な施策です。また、「SPIRAL」の活用によるワコール独自の文化資産を基にしたビジネス展開も意識されています。

経営力の強化と資本効率の向上


次に、グループ全体の経営力を強化し、成長サイクルを確立するための人的資本投資も進めます。また、資本効率向上に向けた取り組み、具体的にはROE(自己資本利益率)の向上を狙う姿勢が見られます。株主還元と成長投資の両立を図りながら、資本構成を最適化する戦略を採っています。

目指す未来


最終的な目標として、2030年に向けた定量目標も掲げられています。2029年の売上収益は2010億円を目指し、将来的には2170億円へと成長させる計画です。それに加えて、事業利益や利益率の向上を目指し、持続可能な成長の実現を図ります。

まとめ


ワコールホールディングスの「中期経営計画2029」は、従来の事業構造を見直し、これからの厳しいビジネス環境に対応していくための重要なステップです。今後の進展に注目が集まります。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 経営戦略 ワコールホールディングス 中期経営計画

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。