照屋勇賢の個展
2026-06-03 13:37:39

沖縄出身の現代美術家 照屋勇賢の個展「Yuken Teruya:Your Journey」が京都で開催

沖縄出身の現代美術家 照屋勇賢の個展「Yuken Teruya:Your Journey」



京都 蔦屋書店にて、沖縄出身の現代美術家・照屋勇賢による個展「Yuken Teruya:Your Journey」が2026年6月13日(土)から7月1日(水)の期間、5Fエキシビションスペースにて開催されます。この展覧会は、日常的な素材を使いながら複雑な社会の道を照らし出す作品によって構成されています。

照屋勇賢は、多摩美術大学を卒業後、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアルアーツでMFAプログラムを修了し、現在はニューヨークを拠点に活動しています。また、彼はベルリンや故郷の沖縄でも作品を発表しています。彼の作品はファストフード店の紙袋やトイレットペーパーの芯など、身近な素材から作られ、多くの美術館に収蔵されています。国際的に高く評価される照屋の作品は、地政学や社会の権力構造、そして沖縄の歴史など多様なテーマを扱っています。

本展は、照屋の祖父の生涯を基にした作品や、沖縄戦から未来への希望に焦点を当てたシリーズ《呪いを解け/Break the Curse》を中心に、さまざまな作品を展示します。また、ボードゲーム「モノポリー」の紙幣を再構成した《Monopoly》シリーズも注目を集めています。今回の展示では、舞台作品《照屋勇賢「魔笛」》での経験や視点が重なり合い、沖縄の文化や歴史と未来の希望が描かれています。

アーティスト・ステートメント



照屋は、自身の作品を通じて、「魔法」というテーマを探求しています。彼の個展は、観客が持っている「魔法の力」にインスピレーションを与えることを意図しており、作品群を通じて観客自身の思考を刺激することを目指しています。

展示作品の紹介



  • - 《呪いを解け/Break the Curse》
この作品は沖縄本島南部の玉城村で育った少年盛賢の物語を描いています。戦時中、彼は厳しい試練を乗り越えた経験が描かれ、彼の人生が主人公のタミーノと平行して進むパラレルワールドのような形で表現されています。

  • - 《Powerful spells》
沖縄や琉球列島を支配し続ける力の象徴的な要素を豊かに取り入れた作品で、知性や特権を示す公文書が舞台に登場します。

  • - 《Heavy Pop》
風船が自由に空に飛び立つ際の感情を描き、自由や自立を象徴する作品です。これにより、私たちが握っている手の感覚が喚起され、自由への想いが表現されています。

  • - 《Monopoly》シリーズ
分解・再構成されたモノポリーの紙幣が、資本や歴史的価値を視覚的に表現しています。このシリーズは、見えない特権や金融構造を掘り起こし、遊びの中の無邪気さをも引き出しています。

展示と販売について



展覧会は6月13日(土)11:00からスタートし、作品は販売されますが、早期に完売する場合もあります。一部の作品はオンラインでの販売も行われる予定で、ぜひこの機会に購入を検討してください。

京都 蔦屋書店は、アートと文化が調和する特別な空間で、本展開催を通じて新たな価値を感じてもらうことを歓迎します。興味のある方は、ぜひお越しください。入場は無料で、アートの世界を体験する貴重な機会です。

アーティスト・トーク



また、6月13日(土)には照屋勇賢によるトークイベントも開催されます。アーティストの視点や創作過程を直接聴くチャンスですので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

施設情報



場所:京都 蔦屋書店 5Fエキシビションスペース
営業時間:11:00~20:00(最終日は18:00まで)
問い合わせ先:075-606-4525

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