滋賀県老人福祉施設協議会が新たな高みへ
近年、社会全体で注目される「ウェルビーイング」の重要性。そんな中、一般社団法人滋賀県老人福祉施設協議会が、ウェルビーイングアワード2025の組織・チーム部門で見事ゴールドを受賞しました。この栄誉は、ソフトバンク、パラマウントベッド、丸井グループと肩を並べるもので、業界内での革新が高く評価された結果です。さらに、この受賞を可能にしたのは、株式会社ラシクが提供するウェルビーイング人財育成™プログラムが大きな役割を果たしました。
プログラム概要と支援の意義
株式会社ラシクは、福祉分野における採用難や離職率の問題、育成体制の強化といった課題に対し、独自の人財育成プログラムを開発。特にポジティブ心理学とコーチング、さらにはSDGsの視点を取り入れた「ラシク式」の研修カリキュラムを構築しました。これにより、参加者は自らのマインドセットとコミュニケーションスキル、計画力、決断力などを段階的に育むことができる環境が提供されました。
プログラムでは、参加者が自らの状況を振り返り合うチェックインから始まり、体感ワークを通じて他者との対話を重視し、最後に気づきを共有するチェックアウトという流れが組まれています。このように、心理的安全性を確保しながら信頼関係を育む過程を通じ、福祉の現場でのコミュニケーションが大きく改善されました。
多施設連携による広がり
2022年6月以降、滋賀県内の12施設から選抜されたリーダーや候補者が集まり、オンラインでの連携を図ることができました。現場における情報交換と学びありの場が形成され、これが地域全体の人材育成体制の強化にも寄与したのです。プロジェクトの実施を通じて、参加者自身が「仕事って楽しい!」と実感できるような雰囲気が育まれてきました。
受賞の意義と今後の展望
今回の受賞は、福祉業界における人材育成と組織の結束力強化の新たなモデルとしての可能性を示しています。朝日新聞社主催の審査では、業界内での革新的な施策として高い評価を受け、他の受賞者と同様に称賛されました。
株式会社ラシクは、今後もこの成功を基盤に、さらなる福祉現場の課題解決を図り、他地域への展開を計画しています。ウェルビーイングの要素を取り入れた職場環境づくりを推進し、すべての人が「仕事って楽しい!」と思えるような業界の構築に我々は邁進し続けます。
ウェルビーイングアワードとは
このアワードは、「商品やサービス」、「活動」、「組織」の中で人々の幸せや健康に寄与する取り組みを評価するもので、ウェルビーイングな社会を推進するために設けられました。弊社の取り組みはその一環であり、今後も関わります。
公式サイト:
ウェルビーイングアワード
会社概要
株式会社ラシクは、2017年に創業し、代表黒野正和が自らの経験を基に「仕事を楽しむ」という哲学を持って人財育成プログラムの提供を行っています。今後ももっと広く、多様性を理解し、心理的安全性の高い職場の実現に向けた研修を提供してまいります。