心を惹きつける台湾の百年老街
2024年4月15日、株式会社産業編集センターより、特別な書籍『台湾ノスタルジア 百年老街めぐり』が発売される。著者は清永安雄氏で、台湾の老街と呼ばれる歴史的な街並みを美しい写真で満ちたオールカラーのガイドブックとして紹介している。この本は、台湾に点在する130以上の老街の中から、特選された22のスポットを詳しく解説。これらの老街は、清朝から日本統治時代にかけて整備され、現在では多くの観光客に愛されるユニークな文化遺産となっている。
老街は単に美しい景色だけでなく、地元の美味しいグルメやユニークな民芸品が魅力の一つ。例えば、淡水老街では活気づく問屋や飲食店に立ち寄りながら、地元の台湾茶や新鮮な海の幸を楽しむことができる。また、九份老街は映画のロケ地としての人気も高く、素晴らしい眺望を堪能できるスポットでもある。
さらに、菁桐老街では日本式の木造駅舎を中心に可愛らしい商店が建ち並び、観光客を魅了する。太平老街では、バロック建築や独自の装飾を施した築百年を超える家々が連なり、その景観はまるでタイムスリップしたかのような気分にさせてくれる。
本書の魅力は、各老街の歴史や特徴を深く掘り下げ、アクセス情報や街歩きに役立つ地図も掲載している点だ。老街を巡る際の強力なサポートとなるだろう。このガイドブックを手に、台湾の魅力を再発見してみてほしい。
京都で開催される出版記念写真展
さらに、書籍の出版を記念して、京都写真美術館のギャラリー・ジャパネスクで写真展が開催される。会期は2025年4月15日から5月18日まで、会場では書籍に収録された作品を含む約40点の美しい写真が展示される。
この写真展は、歴史ある街並みが持つ懐かしさやグルメとの出会いを、直接目にする素晴らしい機会だ。入場は無料で、誰でも気軽に訪れることができるため、京都にいながらにして台湾の魅力を体感できる特別な場となる。会期中は無休で、開館時間は午前11時から午後6時まで、仕事帰りや週末のふれあいにうってつけだ。
会場の住所は京都市東山区堀池町374-2で、詳しいアクセス情報については専用リンクを確認してほしい。電話での問い合わせも可能で、080-5988-7720にて受け付けている。
この機会に、台湾の老街を写真を通じて感じ取り、またその背後に広がる豊かな文化や歴史を感じる一日を過ごしてみてはいかがだろうか。美味しいグルメや魅力的な建築物が織りなす世界を味わいながら、心温まる台湾のノスタルジアを体感しよう。