名匠ゴダールの魅力を探る特別講演が京都で開催
2025年1月28日(火)、京都芸術大学において、映画・比較文学研究家の四方田犬彦氏の講演「どこまでも未知なゴダール」が行われます。これは、映画界における巨匠、ジャン=リュック・ゴダールへの深い理解を追求する貴重な機会です。
講演の内容
今回の講演では、四方田氏がスライドや映像を用いながらゴダールの作品とその影響について深く掘り下げます。特に、ゴダールが生涯にわたって創り出した数百本に及ぶ作品の中から、日本で知られた作品について考察しつつ、あまり知られていない重要な映像も紹介される予定です。これにより、観客は彼の映画が持つ独自の視点と芸術性に触れることができるでしょう。
ゴダールは、1930年に生まれ、2022年に92歳で亡くなるまで、映画の先端を走り続けました。彼の作品には、通常の映画の枠を超えた革新的な要素が数多く含まれています。四方田氏も、ゴダールが展開してきた映画語法や、その哲学に基づく独特の視点を注目しています。さらに、講演中には『子供たちのロシアごっこ』や『ウディ・アレンに逢う』といった貴重な映像も取り上げられ、彼の映像表現に迫ることが期待されています。
講演は日本語で行われ、配信はされないため、リアルでの参加が求められます。このような対面でのイベントは、直接の交流を通じて、参加者がより深く映画理解を深める機会となるでしょう。定員は130名となっており、参加希望者は早めの来場をお勧めします。
四方田犬彦氏について
四方田氏は、国内外の多くの大学で教授として教鞭をとる一方、映画史を中心に幅広い研究を行ってきた著名な研究者です。彼は、120冊を超える著書があり、その中には『マルクスの3つの顔』や『見ることの塩』など、多岐にわたるテーマが扱われています。また、ゴダールに関する新著も刊行されたばかりとあって、本講演への期待はさらに高まります。
参加方法
- - 日時:2025年1月28日(火)18:00-20:00
- - 場所:京都芸術大学 人間館1F 102教室
- - 料金:無料(事前申し込みは不要)
大学のサイトを通じて、詳細な情報やアクセス方法が確認できます。映画ファンはもちろん、アートや文学に興味のある方にとっても、貴重な体験となることでしょう。ぜひ、来場して直接楽しんでください。
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