テラヘルツ波デバイス登場
2026-08-04 11:11:36

ロームが開発した第2世代テラヘルツ波デバイス、評価キットの販売開始

テラヘルツ波の新時代を切り開く



京都に本社を構えるローム株式会社は、最新技術を駆使したテラヘルツ波発振デバイスの第2世代品を開発しました。この新製品は、同社の特徴的な半導体素子である共鳴トンネルダイオード(RTD)を利用しています。発振出力は、従来の約4倍、最大40µWに達し、より高品質な信号を必要とするセンシングやイメージングの分野でも活躍が期待されます。

「RTD-EVK-G2」の魅力



新たに発表されたテラヘルツ波デバイス評価キット「RTD-EVK-G2」は、評価ボードと共に提供され、幅広い応用が可能です。この評価キットは、能力の高い内蔵構造により、0.5 × 0.5mmという小型サイズを保ちながらも、非常に高い出力を実現しています。また、業界最小サイズのパッケージにより、限られたスペースでも簡単に評価環境を構築できる点が魅力となっています。

研究と実用化の観点から



東京科学大学の鈴木左文教授が強調するように、テラヘルツ波技術は非破壊検査や医療分野での利用に注目が集まっていますが、従来の装置では高額さや大型化がネックとなっていました。ロームの新たなRTD方式は、コンパクトサイズで低消費電力を実現し、冷却も不要です。このため、企業や研究機関が気軽にテラヘルツ波の利用に参入できるようになりました。

支持されるニーズに応えるローム



さらに、RTD-EVK-G2は、費用効率良く評価が可能なため、非破壊検査や医療におけるイメージング、およびセンシング用途において開発が進むことが期待されています。第1世代の低消費電力デバイスも継続販売されており、用途に応じて提案が可能です。テラヘルツ波技術が社会実装へと向かう中で、ロームは顧客との関係を深め、さらなるイノベーションを推進する方針です。

未来に向けた取り組み



中原健研究開発センター長は、「RTD-EVK-G2」の提供開始によりテラヘルツ技術の実用化が進展するとの期待を語っています。過去のユーザーからのフィードバックに応え、高出力なデバイスを提供できることは、研究開発の進展に大きな影響を与えることでしょう。

テラヘルツ波の特性と可能性



テラヘルツ波は、電波と光の中間に位置する周波数をもち、特殊な吸収特性を生かして、様々な分野への応用が期待されています。その特性を活かすことで、高精細なレーダーセンシングやイメージング技術への活用が進むでしょう。

サポートの充実



ロームは、テラヘルツ波の研究やアプリケーション開発に向けた様々なサポートコンテンツを用意しており、評価キットは計測ツールと組み合わせることで、簡単に発振・検出の評価ができます。今後もテラヘルツ波技術の進化と普及に貢献するため、ますます力を入れていく予定です。

お問い合わせ



「RTD-EVK-G2」の詳細や購入に関するお問い合わせは、ロームの公式ウェブサイトまたは担当営業までご連絡ください。テラヘルツ技術の未来とともに歩む、ロームの取り組みに是非ご注目ください。


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