氷川きよしの新曲
2025-07-15 22:51:29

氷川きよしが新曲『白睡蓮』を初披露し感動のステージを展開

氷川きよし、新曲『白睡蓮』を初披露した感動のコンサート



2025年7月15日、氷川きよしは全国ツアー『KIYOSHI HIKAWA+KIINA. Concert Tour 2025 ~KIINA’S LAND~』の一環として、京都のロームシアターで公演を開催しました。この日、彼は新曲『白睡蓮』を初めてステージで披露し、観客を魅了しました。さらに、この曲の作詞者である松本隆も駆けつけ、彼の誕生日を祝う感慨深い瞬間もありました。

『白睡蓮』は、作曲をGLAYのTAKUROが手がけ、プロデュースを亀田誠治が担当した壮大なバラードです。この曲は、喪失や再会、そして来世への祈りをテーマにした歌詞が特徴で、氷川の情感豊かな歌声で深い感動を呼び起こしました。松本氏は「まさにジャストフィットという感じ」と称賛し、氷川のシンガーとしての特別な才能についても言及しました。彼はまた、この曲が『赤いスイートピー』という名曲と同じくらいの存在になることを願っています。

このコンサートツアーは、氷川がデビュー26年目を迎えるにあたり、多様な音楽ジャンルを体現したものとなっており、彼が表現者としての“現在地”を鮮明に伝えています。開演前からギャラリーは盛り上がり、ペンライトの海と共に「きよしー!KIINA.!」といった掛け声が響き渡りました。オープニングナンバーでは、氷川が黄金色の派手な衣装で登場し、「龍翔鳳舞」を披露し、その存在感で観客を一瞬にしてその世界に引き込んでいきました。

さらに、「きよしのズンドコ節」では、観客とのコール&レスポンスを楽しむなど、彼自身も観客を巻き込んだパフォーマンスを展開しました。この日、演歌の名曲も披露され、紋付袴姿での「箱根八里の半次郎」などを熱唱し、古き良き日本の情緒を感じさせる瞬間もありました。

特に注目を集めたのは、氷川が“絆丸”という名の船から登場する演出です。京都での公演ということで、「惚れて一生」をはじめとする歌も披露され、さらに観客との対話も楽しむなど、まさに一体感を醸し出しました。

そして、趣向をこらした“モンスター”コーナーでは、彼の新しいスタイル「氷川きよし with t.komuro」で、楽曲「Party of Monsters」を披露。ステージの照明は激しく交錯し、ラップに合わせてダンスを繰り広げ、会場は熱気に包まれました。最後に「限界突破×サバイバー」で圧巻のフィナーレを迎えました。

アンコールでは、白の燕尾服で登場し、氷川にとって心の支えとなる「赤いスイートピー」を歌い、彼の原点を感じさせました。この曲は彼が5歳の時に初めて聴いたもので、歌手としての夢を抱くきっかけとなった作品です。氷川は、松本とのタッグで実現した『白睡蓮』も披露し、その歌声は来世での再会を願う思いが込められたものとなりました。

公演後、氷川は「松本先生に見守られて歌えたことで安心感がありました。『白睡蓮』には再会の願いが込められています。たくさんの人に寄り添い、生活の支えになる作品として届けられたら嬉しい」と感想を述べました。そして、7月22日に放送される『うたコン』でテレビ初披露予定のこの曲に、多くの期待が寄せられています。

このコンサートツアーは、ただの音楽イベントにとどまらず、氷川きよしが自身の成長と経験を歌で伝える貴重な機会となったのです。彼の新曲『白睡蓮』がどのように受け入れられ、さらなる広がりを見せるのか、今後の活躍から目が離せません。


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