自分を大切にするための第一歩、アサーションを学ぶ
京都市で行われる「アサーション講座」は、自分の気持ちや意見を尊重しつつ、相手にも配慮しながらコミュニケーションを図る技法を学ぶ場です。この講座は、特に子どもや若者のケアを支える立場にいる人々を対象にしています。お茶を飲みながらリラックスした雰囲気の中で、自身の経験を語り合い、他者の話を聴くことに焦点を当てています。 これにより、心のケアを考える貴重な機会が得られるのです。
参加者の背景
この講座は、主に中学生から30歳までの子ども・若者ケアラーや、その経験者に特化しています。家族のケアを担う立場にいる人々が集まり、自分自身の感情や経験に向き合うことで、今抱えている迷いや戸惑いに対処できる助けになるでしょう。特に、「これまでケアについて話したことがない」という方にも参加しやすい環境が整えられています。出会いを通じて、新たな仲間とのつながりも生まれるかもしれません。
開催概要と参加の流れ
講座の開催日は2025年10月11日の土曜日、時間は14時から15時30分までとなっています。場所は京都市中央青少年活動センターの和室で、参加定員は約10名です。講師には、キャリアコンサルタントであり公認心理師でもある藤原典子氏が担当します。また、付き添いの方も参加が可能ですが、参加者同士のプライバシーを守るため、報道や研究目的での参加はご遠慮いただいています。
参加希望の方は、京都市ユースサービス協会へ事前に申し込むことが必要です。詳細なお問い合わせは、公式ウェブサイト(
こちら)からもできます。
京都市ユースサービス協会の役割
今回の講座を開催する公益財団法人京都市ユースサービス協会は、若者の自己成長を支える活動に取り組んでおり、居場所づくりや自主活動支援、相談業務を通じて、約52万人の若者が利用した実績があります。具体的には、生活困窮世帯への支援や社会的養護、自立支援など多岐にわたる施策が展開されています。2019年の設立以来、若者の声を大切にしながら活動を続けています。
まとめ
京都市で行われる「アサーション講座」は、自分を守るためのコミュニケーション技法を学べる貴重な機会です。自分自身の気持ちを大切にし、他者との関わり方を見直すことで、より良い対話を築いていけることでしょう。この講座は、参加者同士が共に成長できるカジュアルな場として、多くの方々に利用されることが期待されています。興味を持たれた方は、ぜひお申込みを検討してみてはいかがでしょうか。