フォーシーズンズカップ開催!高校生が魅せた英語力と熱意
2024年12月16日、京都市東山区にあるフォーシーズンズホテル京都にて、英語スピーチコンテスト「第3回フォーシーズンズカップ」が開催されました。このイベントは、京都市立日吉ケ丘高校との共催によるもので、約40名が参加し、高校生たちが自身のアイデアを英語で表現する貴重な機会となりました。
スピーチコンテストの様子
コンテストは、フォーシーズンズホテルの美しいチャペルで行われ、参加したのは日吉ケ丘高校のスピーチコンテスト入賞者から選ばれた8名の生徒です。各生徒は3分間のスピーチを行い、さまざまなテーマについての自らの考えや体験を英語で発表しました。議題は語学学習や社会問題に至るまで多様で、観客に強いメッセージを伝える姿が見受けられました。
さらに、ゲストスピーカーとして、過去の大会で優勝した京都市立桃陵中学校の生徒が出席し、暗唱を披露。全体の雰囲気を盛り上げました。魅力ある発表は、聴衆に深い印象を与えます。
審査の背景と基準
スピーチの審査はフォーシーズンズホテル京都の総支配人ファニー・ギブレをはじめ、国籍も多様な7名の審査員が担当しました。審査基準は英語力だけでなく、スピーチの独自性や論理的な展開、聴衆とのコミュニケーション能力、そして自信を持って話す姿勢が重視されました。これにより、参加者は自らの考えをしっかりと表現するスキルを磨く場ともなりました。
学校の支援とコミュニティとの関係
日吉ケ丘高校の太山校長は、このコンテストの意義を強調し、毎年の開催が生徒たちの励みになり語学力向上を促していると述べました。「世界をつなぐ越境者」の育成に向け、挑戦する姿勢を大切にし、コンテストによって生徒たちの成長を見守ることができて誇りに思うと語りました。
このイベントが地域とフォーシーズンズホテルの国際的なスタッフとの交流を深めるきっかけにもなっていることは、大変喜ばしいことです。また保護者も子どもたちの成長を楽しみにしており、地域と共に育つ姿を見守っていきたいとの意向を示しました。
優勝者とトロフィー
コンテストの優勝者には、貴島庸幸さんが選出されました。今年のテーマは「A Lesson from Jess」で、彼の素晴らしいスピーチにより、フォーシーズンズカップが贈呈されました。このトロフィーは京都府立陶工高等技術専門校から提供され、京焼きの色鮮やかな作品として、京都の伝統と美しさを感じさせるものでした。
今後の展望
フォーシーズンズホテル京都のファニー・ギブレ総支配人は、今後も地域との連携を強化し、次世代のグローバル人材の育成を支援していく意欲を示しています。特に歴史ある京都という地で学ぶことが、学生たちにとって文化の豊かさや人とのふれあいを通した成長の貴重な経験に繋がると考えています。
フォーシーズンズホテル京都と地域への貢献
フォーシーズンズホテル京都は、2016年にオープンして以来地域貢献活動を続けており、地域の学校との連携や必要な支援を行ってきました。今回の英語スピーチコンテストもその一環として位置づけられ、地域にとって大切な存在であり続けることを目指しています。
最後に
「第3回フォーシーズンズカップ」は、地域と教育が織り成す価値ある活動であり、未来を担う若者たちがこのような場で成長し続けることは、社会全体にとっても重要な意味を持ちます。これからも彼らの挑戦を応援していきたいものです。