京都の新しいソウルドリンク『ぼん』
京都で新たに登場した宇治抹茶グリーンティー『ぼん』は、地域の伝統文化を大切にしながらも、全国に広がる可能性を秘めた飲料です。京都の宇治田原町にある株式会社 宇治田原製茶場は、創業から約100年の歴史を誇る地元の茶メーカーです。この度、同社が開発した『ぼん』は、和三盆糖と宇治抹茶を使用した新しいグリーンティーです。
開発の背景
お茶文化が色濃く根付いている京都では、特に昭和の時代から抹茶に甘味を加えた「グリーンティー」が親しまれてきました。しかし、全国的に見ると、グリーンティーの定義は「緑茶」と誤解されがちで、本来の京都の味わいを知る人は意外と少ないのです。実際に行われた調査によると、京都府民がグリーンティーを正しく理解しているのは約21%で、対照的に京都府外ではその認識はわずか8.5%と、認知度に大きな差がありました。
それを受けて、宇治田原製茶場は「京都の味わいを世界に広めたい」という思いから、『ぼん』を開発しました。特に、最近のMATCHAブームにより、海外から訪れる旅行者が京都の宇治抹茶を求めています。この新たな商品は、そうしたニーズに答える形で生まれました。
『ぼん』の特長
『ぼん』の魅力は、使用する素材にこだわったところです。自園の希少品種「うじひかり」の宇治抹茶と、上質な和三盆糖を併せ、上品な甘みを引き出しています。一般的なグリーンティーに使われる砂糖とは異なり、和三盆糖を使用することで抹茶の風味を損なうことなく、後味の軽やかさを実現しました。
飲み方も非常にシンプルで、コップに『ぼん』を入れ、水や牛乳と混ぜるだけ。夏場はアイスで爽やかに、冬はホットで心温まる一杯を楽しむことができます。さらに、味を濃いめにしてかき氷のシロップやラテとしてもアレンジ可能です。
直賣部について
『ぼん』は、利き茶スタンド「茶を、ひらく。宇治田原製茶場 直賣部」で体験できます。このスタンドは、京都タワーサンドに位置し、1か月で18,707杯も提供したという実績があり、無料試飲も行っています。ここでは、京都ならではのお茶文化を気軽にご体感いただけます。
お茶のイノベーション
宇治田原製茶場が進める「茶を、ひらく。」プロジェクトは、お茶の新しい楽しみ方を提案しています。例えば、備長炭で炭火炒りした「京玄米茶 上ル入ル」や、お茶の色や味を楽しみながら独自技術で燻製の香りを加えた「KUNtea」など、既成概念にとらわれない発想でお茶を再発見するプロジェクトが展開されています。
最後に
宇治田原製茶場の新商品『ぼん』は、地域の伝統を守りながらも新たな挑戦を続けています。興味を持った方は、是非足を運んでその味を確かめてみてください。京都の独特な茶文化を感じることができる貴重な体験が待っています。さらなる詳細は、公式ウェブサイトをご覧ください。