春の奥嵐山で進化した会席料理、「真味自在・春」
嵐山の魅力溢れる景色の中、星のや京都が春の訪れと共に新たな会席料理「真味自在・春」を提供開始します。2025年の春、奥嵐山で楽しめるこの料理は、見た目にも美しい食材を使い、独創的な調理法や組み合わせで春の素材を最大限に引き立てています。
「真味自在」とは
「真味自在」とは、京都の伝統的な日本料理の精神を大切にしつつ、フランス料理や中華料理などの技法を取り入れています。王道のスタイルの中に新たな発見をもたらす料理であり、楽しさや遊び心がそこかしこに表現されています。これにより、食材ひとつひとつの魅力が引き出され、食事を通じて新しい体験が得られるのです。
料理の紹介
先附醍醐和え
この華やかな先附は、旬の帆立を主役とし、黄パプリカや干し帆立を合わせて酪で優しく和えています。さらに、帆立の戻し地とホエーを使ったジュレが味のアクセントに。見た目も美しいこの料理は、まるでアートのようです。
椀物沢煮椀
また、椀物として提供される沢煮椀は、豚肉や山菜、胡椒を使った伝統的なレシピをベースに、イタリアンスタイルの生ハムの旨味を加えています。野菜の皮や芯を無駄にせずペースト状にした豆富が、真珠貝と相まって新たな味わいを創出しています。
進肴沼田和え
進肴の一品として、赤貝と旬の柑橘を使った辛子酢味噌で和えた進肴沼田和えも見逃せません。香草のパクチーを使用することで、春の清々しさをダイレクトに感じられる一品となっています。思いもよらない組み合わせが、食への遊び心を感じさせてくれるでしょう。
料理長とその背景
料理長の種本琴乃氏は、2024年に星のや京都の料理長に就任。フランス料理と日本料理に精通し、伝統にとらわれず独創的な料理の開発を進めています。また、和食統括料理長の石井義博氏も、厳選した食材を用い、食の調和を追求してきました。彼らの共同作業は、他では味わえない新しい日本料理を生み出しています。
星のや京都のコンセプト
星のや京都は、平安貴族が楽しんでいた優雅なひとときを感じさせる宿です。渡月橋からの景観、時を忘れる静けさ、さらに自然の美しさを体感できる特別な空間で、非日常を味わうことができます。
体験の予約と詳細
この特別な会席料理「真味自在・春」は、2025年4月1日から5月31日までの期間に、宿泊者限定で提供されます。料金は1名につき24,200円(税・サービス料込み)、宿泊とは別に予約を受け付けています。詳細は公式サイトから確認可能です。
まとめ
春の食材の魅力を存分に味わうことができる「真味自在・春」。星のや京都でしか体験できないこの料理は、あなたの心に彩りを添えることでしょう。ぜひこの機会に、嵐山の息吹を感じながら特別なひとときをお楽しみください。