DOUBLE ANNUAL2026プレビュー展のご紹介
京都芸術大学と東北芸術工科大学が共同で開催する学生選抜展「DOUBLE ANNUAL2026」が、東京の国立新美術館で2026年2月21日から3月1日まで行われます。この展覧会に向けて、両大学の学生による作品が集まるプレビュー展が、ギャラリーを舞台に繰り広げられます。まずはその概要をお伝えします。
プレビュー展の概要
【京都】DOUBLE ANNUAL 2025プレビュー展
- - 会期: 2025年11月29日(土)~12月10日(水)
- - 場所: 京都芸術大学 人間館1階 ギャルリ・オーブ
- - 入場料: 無料
- - 公開講評会: 2025年12月5日(金)17:30開始(講評者:片岡真実)
【山形】DOUBLE ANNUAL 2025プレビュー展
- - 会期: 2025年12月8日(月)~12月19日(金)
- - 場所: 東北芸術工科大学 本館7F THE TOP
- - 入場料: 無料
- - 公開講評会: 2025年12月8日(月)17:30開始(講評者:片岡真実)
両展覧会は、入場無料で、どなたでもお気軽にご覧いただけます。特に注目すべきは、公開講評会です。プロのキュレーターによる貴重なフィードバックを受けられる機会ですので、アートに興味がある方はぜひ参加してみてください。
展覧会のテーマについて
「DOUBLE ANNUAL2026」という展覧会のテーマは、
『遠くへ旅する者は多くの物語を語ることができる?』です。このテーマは、旅や物語のあり方に問いかける重要なものであり、ベルギーのことわざを基にしています。「長い旅には、長い嘘がつきもの」とも言われ、旅人の語る物語には、しばしば真実以上に誇張や虚構が含まれることを示唆しています。
このテーマを通じて、学生たちは自らの視点からアートを創造し、現代社会の様々な側面と向き合います。アートが新しい視点を生活にもたらすことを示すために、彼らの作品がどのように発展していくのか、興味深く見守りたいところです。
ディレクターと監修の役割
新しいディレクター体制として、京都芸術大学の堤拓也氏、東北芸術工科大学の慶野結香氏が担当します。さらに、森美術館館長の片岡真実氏が監修にあたります。この強力なチームが、学生たちに質の高いアート制作や指導を提供し、彼らの成長をサポートします。
まとめ
このプレビュー展は、展覧会に出展する学生たちの初期作品を社会に紹介する場でもあり、彼らが成長していく過程を垣間見ることができる貴重な機会です。両大学が協力し合い、多様な視点から創作活動を行うことによって、アートのあるべき姿を探求していく姿勢が見受けられます。日に日に成長する学生たちの姿をぜひ会場で目撃してください。