台湾における大創産業の快進撃
株式会社大創産業は、2025年6月20日(金)に台湾の苗栗県頭分市において「Standard Products by DAISO」および「THREEPPY」の苗栗尚順店をオープンしました。これにより、同社は台湾において「DAISO」「Standard Products」「THREEPPY」の3ブランドを合わせて100店舗の出店を達成しました。この成功は、2001年に台湾に初めてDAISOをオープンしたことから始まりました。店は台湾の人々に深く愛され、20年以上にわたって成長を続けてきました。
台湾市場での成功のポイント
大創産業は、海外1号店を台湾に出店して以来、台湾でのブランド展開を拡大してきました。2022年12月、台南市の南紡購物中心において、初の「Standard Products」を導入した複合店がオープンし、さらに2023年4月には台中のLaLaportにてグローバル旗艦店をオープンしました。これらの施策により、DAISOは79店舗、Standard Productsは6店舗、THREEPPYは15店舗を展開しています。
ブランドのポジショニング
大創産業は「世界中の人々の生活をワンプライスで豊かに変える」という社是のもと、日本を含む世界26の国と地域に5,670店舗を展開しています。特に台湾市場では、現地のニーズに合わせた商品展開や、手頃な価格設定が消費者に支持されています。期間限定の特別キャンペーンやイベントも積極的に行い、顧客満足度の向上に努めています。
記念キャンペーンの詳細
今回の100店舗達成を記念して、2025年6月27日から29日までの3日間、台湾全店舗で特別キャンペーンが実施されます。イラストレーターの村上信理さんがデザインしたオリジナルトートバッグがプレゼントされるなど、充実した内容が用意されています。このデザインの海外でのノベルティ展開は初めてであり、消費者からの期待が高まっています。
大創産業の今後の展開
大創産業は、今後も国内外でのブランド出店を続け、さらに多くの顧客に向けて新たな価値を提供していく方針です。台湾市場という成長市場において、その展開は確実に進化しており、他国への展開モデルとなりつつあります。お客様への感動的な商品と体験を提供するため、大創産業の取り組みが今後も注目されます。
会社概要
大創産業は1977年に設立され、広島県東広島市を本拠地とする企業です。代表取締役社長は矢野靖二氏で、日本発のグローバル小売業として展開しています。生活必需品から趣味嗜好品まで、約53,000点のアイテムを取り揃えています。2025年2月の時点での売上高は、単体で6,765億円、連結で7,242億円に達しています。
まとめ
台湾におけるDAISOの100店舗達成は、大創産業の海外成功の一端を示しています。これからもさらなる拡大を目指し、世界中の人々に愛されるブランドを築いていくことでしょう。