京都の誇り 「SOO -ソマル-」が輝く受賞式
京都市上京区に拠点を置く「SOO -ソマル-」は、京友禅技法を活かしたライフスタイルアイテムの開発に取り組む企業です。この度、構成企業である株式会社日根野勝治郎商店と株式会社関谷染色が、令和6年度「これからの1000年を紡ぐ企業」に認定されました。さらに、日根野勝治郎商店は「京都市輝く地域企業表彰」の「地域企業輝き賞」も受賞し、その功績を称賛されています。
「これからの1000年を紡ぐ企業」とは?
この認定制度は、地域企業が持続可能な理念に基づき、地域社会と共に成長していくことを促進するために設けられました。京都市では、28事業者がその活動の実績や社会的課題の解決を行う姿勢から認定され、表彰式を通じてこれらの取り組みを広く知らしめる場も設けています。
京都市輝く地域企業表彰の意義
「京都市輝く地域企業表彰」は、地域に根ざした企業が行う事業や活動が、他の企業のモデルとなることを目的としています。この表彰を受けた企業は、地域の活性化に貢献しながら、自身も成長を続ける存在であると認識されます。
表彰式の実施要項
令和7年1月15日(水)午後2時30分より、ヒューリックホール京都にて、受賞者や来賓が出席する中で盛大な表彰式が行われます。およそ1時間後には、交流会も予定されています。この場では、京都市の松井市長が挨拶をし、表彰状や認定証の授与が行われる予定です。
SOO -ソマル- の取り組みと実績
「SOO -ソマル-」は、2016年に設立され、京友禅手染めによる製品を展開しています。具体的には、眼鏡拭きやスマホ拭きといった、生活に密着した商品がラインナップに揃っています。これらの製品は、グッドデザイン賞や京都デザイン賞など、数々の賞を受賞しており、特に「おふき」シリーズは人気を集めています。
持続可能な社会を目指して
今後、「SOO -ソマル-」とその構成企業は、地域の文化を尊重しながら、持続可能な開発や社会的課題の解決に向けた取り組みを進めていくことでしょう。地域に根ざした企業として、その理念を実践し続ける姿勢は、多くの企業や起業家への励みとなります。この受賞を機に、さらなる発展に期待が寄せられています。
私たちの日常に息づく京友禅文化を身近に感じ、地域と共に未来を築いていく「SOO -ソマル-」。今後の活動にも注目です。