夏を彩る舞台「めにみえない みみにしたい」が春秋座に帰ってくる!
2025年の夏、待望の演劇『めにみえない みみにしたい』が春秋座で再演されます。この作品は、演出家であり演劇作家の藤田貴大が手掛けたもので、子どもから大人まで楽しめる内容が特徴です。ここでは、本作の内容や魅力、会場の詳細情報をお届けします。
【作品概要】
『めにみえない みみにしたい』は、2018年の初演以降、全国28都市で8,000人以上を動員し、多くの支持を受けてきました。物語は、おねしょに悩む少女が古い言い伝えを叶えるため、夜の森に冒険に出かけるというファンタジックなストーリーです。彼女は、森で出会った不思議な生き物や妖精たちとの交流を通じて、成長と戦争の影をテーマにした深いメッセージが描かれています。
再演にあたり、演出には藤田貴大が自ら関わり、音楽には原田郁子が担当。多彩なアーティストが集結し、視覚的にも聴覚的にも楽しませてくれることでしょう。
【公演詳細】
開催日程
- 第1回公演:11:30
- 第2回公演:15:00
- - 会場:京都芸術劇場 春秋座(特設客席)
- - 上演時間:約70分(予定)
料金体系
- - 一般:3,000円
- - 京都芸術劇場友の会:2,800円
- - 学生&ユース(25歳以下):1,500円
- - 子ども(高校生以下):1,000円
※ 4歳以上推奨。2歳以上は要チケット、2歳未満は膝上鑑賞無料(保護者1名につき、お子様1名まで)。
【あらすじ】
物語は、おねしょに悩む少女が、飼い猫のにゃあにゃあちゃんの声に導かれ、夜の森へ足を踏み入れるところから始まります。彼女の母親も子供の頃に同じ森へ冒険した経験があり、森には様々な動物や妖精たちが棲んでいます。少女は、不思議な生き物たちと出会い、戦争が迫る中での古い家で見たものとは……。
【藤田貴大のプロフィール】
藤田貴大は、マームとジプシーの主宰として知られる演劇作家です。彼の作品は、観客に深いメッセージを送ることに定評があります。2007年にマームとジプシーを設立し、以降数多くの作品で高い評価を得てきました。彼の代表作には、三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』があります。
【その他の魅力】
『めにみえない みみにしたい』は、ただの演劇以上の体験を提供します。薫り高い音楽、独創的な衣装、そして繊細な舞台美術が織りなす世界に、観客は引き込まれることでしょう。また、劇場周辺では様々なワークショップや展示も開催予定で、家族揃って楽しむことができるイベントとなっています。
【チケット情報】
チケットは2025年5月27日(火)10時から友の会先行販売が開始され、その後一般販売は5月28日(水)10時から行われます。事前の会員登録が必要なので、興味のある方はぜひ準備をお忘れなく。
春秋座での再演は、子どもたちにとって夢のような体験を提供し、大人たちにも新たな視点をもたらすことでしょう。この夏、皆さんもぜひ『めにみえない みみにしたい』を観に行って、新しい発見を楽しんでみてください。