未来のコンビニ体験
2025-10-24 19:53:25

セブン-イレブンが未来のコンビニ体験を新たに切り開くプロジェクト始動

セブン-イレブンが未来のコンビニ体験を新たに切り開くプロジェクト始動



最近、合同会社CGOドットコム、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、そして日本電気株式会社(NEC)の三者が共同で、未来のコンビニエンスストアの新しい体験価値を創造するプロジェクトを展開することになりました。このプロジェクトは2025年度の実証実験フェーズへと向けて進行中ですが、早くも期待に胸が膨らんでいます。

背景と目的



今の時代、従来の購入行動とは異なった価値が求められるようになっています。特に、若年層の消費行動は多様化しており、「物を買う」ためだけに店舗に訪れることが難しくなってきています。セブン-イレブン・ジャパンは、顧客の平均年齢の上昇と若年層の利用減少という課題に直面しており、新たな購買体験の提供が急務です。

そこで、彼らは「商品を買う」から「体験を楽しむ」への価値転換を目指しています。プロジェクトの初めにおいて、若年層からのイメージ調査では、多くが「用事があるから行く場所」だと認識していることが示されました。これに応えて、コンビニでの「体験価値」を高めるための施策が必要とされました。

ギャル式ブレストの導入



このプロジェクトの中心となるのがCGOドットコムの「ギャル式ブレスト®︎」というアイデア創出手法です。この手法では、自由なアイデアの発想を重視し、若年層に向けた施策を検討することが可能です。このブレストワークでは、過去の経験をもとに「複数人で行動したくなる理由」を深掘りし、実際に体験したいコンビニの未来像を描くアイデア出しを行います。

アイデアの創出



実際のブレストセッションでは、「複数人で行きたくなる未来のセブン」というテーマで多くのユニークなアイデアが生まれました。たとえば、「2人で特別な商品を購入しなければならない仕組み」や「友人と一緒に訪れることで特典がもらえる」といった施策案が挙げられました。こうしたアイデアは200以上あり、参加者の感情に訴えかけるものばかりでした。

共創による体験価値の向上



NECとセブン-イレブン・ジャパンは長年のビジネスパートナーですが、今回のプロジェクトではただのIT導入ではなく、リテーラーと技術者の知見を持ち寄ることで新しい体験価値を共創することが目指されています。若年女性の観点を取り入れるCGOドットコムのアプローチは、斬新なアイデアの源泉としての大きな役割を果たしています。

今後の展望



プロジェクトを通じて得られた体験価値の提案は、2025年度に実店舗にて実証実験が行われます。セブン-イレブン・ジャパンとNECは、インバウンド対応や地域特性を生かした店舗づくりにも展開を目指しているのです。これにより、ただのコンビニエンスストアを越え、若者たちが集まりやすい場所へと進化していくことが期待されています。

参加した関係者の間でも、ブレストを通じて新しい発想や価値観が生まれたといった声が多く寄せられました。これからのセブン-イレブンが、どのように進化していくか非常に楽しみです。今後の展開に注目が集まります。


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