蘇生会総合病院がクラウドファンディング達成
2025年12月18日、京都市伏見区の蘇生会総合病院が、地域の救急医療体制を支える目的で実施したクラウドファンディングの目標金額、1,000万円を達成しました。このプロジェクトは、2025年10月20日から約2か月にわたって行われ、多くの地域住民や関係者からの温かい支持が寄せられました。
何故今、救急車が必要なのか
近年、高齢化の進展や医療現場の人材不足が問題視される中、救急医療の環境は厳しい状況に置かれています。特に地域医療においては、「いかに早く、確実に患者を医療につなげるか」が、命を守る上での重要な課題となります。
蘇生会総合病院では、年間4,000件を超える救急患者を受け入れており、二次救急指定病院として、三次救急に匹敵する医療体制を構築しています。救急車は、病院と地域を結ぶ「最初の医療現場」であり、その安全性と迅速な運用が大いに求められています。
患者の声に寄り添う理念
蘇生会総合病院は、「命の一つひとつと真摯に向き合い、未来の医療を創造する」という理念のもと、患者やご家族の意見に寄り添った医療を提供しています。このような日々の取り組みが、今回のクラウドファンディングへの共感と支援につながったのです。
期間中には、「地域の救急医療を支えたい」「いつもお世話になっている病院に恩返しできれば」といった多くの応援の声が寄せられました。これらのメッセージは、救急医療に携わるスタッフにとって大きな励みとなり、地域医療への責任を再認識する助けとなりました。
新しい救急車がもたらす未来
皆様からお寄せいただいた支援は、新しい救急車の導入に向けた準備に大切に使わせていただきます。この新たな救急車は、救急現場と病院間の安全で迅速な搬送を支えるものであり、地域医療の質を向上させる役割を担います。
理事長の思い
蘇生会総合病院の理事長、津田永明氏は、救急医療の重要性を強く感じています。「救急は、できる限り断らない医療を行おう」との想いを、病院全体で共有し、地域住民に寄り添う姿勢を貫いてきました。特にコロナ禍の中で、救急隊が受け入れ先を探す苦境を目の当たりにし、「できる限り助ける体制を整えなければならない」という意識が先導しています。
また、30代後半から50代前半の医師を中心に現場を支える人材の確保や育成に力を入れていると語ります。「救急医療は設備だけでは成り立ちません。医療従事者がいてこそ、地域を守ることができる」との強い信念を持っています。
蘇生会総合病院について
蘇生会総合病院は、1952年に開業以来、京都市伏見区にて地域に根差した医療・介護サービスの提供を行っています。病院、老人保健施設、訪問看護やデイケアなど、さまざまな医療サービスを展開し、地域の健康を支えています。
病院概要
- - 名称: 医療法人社団蘇生会 蘇生会総合病院
- - 所在地: 〒612-8473 京都府京都市伏見区下鳥羽広長町101番地
- - 設立日: 1952年(昭和27年)
- - 許可病床数: 合計290床
- - 従業員数: 873名
- - WEBサイト: 蘇生会総合病院公式サイト
今後も地域医療の充実に向けた取り組みを積極的に進めていく姿勢を大切にし、多くの人々の命を守る医療を提供していくことでしょう。