知恩院寺院ナビタ
2025-02-26 13:39:13

知恩院に設置された寺院ナビタが参拝者の利便性を向上

知恩院に寺院ナビタが登場



京都市東山区に位置する知恩院。この浄土宗の総本山は、国内外から多くの参拝者が訪れる名所であり、除夜の鐘でも知られています。そんな知恩院に、今年の1月30日に最新の情報提供ツール「寺院ナビタ」が設置されました。

寺院ナビタの目的



寺院ナビタは、表示灯株式会社が開発したもので、寺院周辺の案内を行うことで、訪れる人々に日本の伝統文化や寺院の知識を広めることを目的としています。特に多様性が増す参拝者に対して、スムーズな情報提供を目指しています。

知恩院の歴史



知恩院は1175年に浄土宗の開祖である法然上人が草庵を結び、念仏の布教を始めた地として知られています。その後、彼が1212年に亡くなった後も、彼の門弟たちによって廟堂が建設され、国宝にも指定される「三門」や重要文化財の「知恩院本堂(御影堂)」など、多くの歴史的建造物が残されています。

寺院ナビタの機能



設置された寺院ナビタは、高さ2000mm、横幅2440mm、奥行き375mmのサイズで、右側にはLEDによる周辺案内地図、左側にはタッチ式のデジタルサイネージがあります。このデジタルサイネージでは、御朱印や七不思議、庭園拝観の情報が日本語と英語で表示されています。

特筆すべきは、視覚的にもわかりやすいインターフェースと、外国語対応がなされている点で、特に外国からの参拝者に好評です。また、一部の協賛企業による動画広告もこのデジタルサイネージ上で流れ、地域の商業活動にも貢献しています。

境内案内図の特徴



右手に設置されている周辺案内地図は古地図風になっており、親しみやすいデザインで、多くの参拝者が興味を持ちやすくなっています。カラーで配色され、見やすさにも配慮されています。周辺には協賛企業の灯篭型広告も設置されており、地域活性化を目指す取り組みが感じられます。

知恩院の公式コメント



寺院ナビタの設置により、知恩院の執事である新谷仁海様は、「歴史あるこの場所にデジタルを導入することに懸念もあったが、無事に適応できた」と述べています。多言語での案内が、訪れる人々の興味を引き、社会貢献に役立つことを期待しています。

これからの展望



表示灯株式会社は今後も、地域の文化と歴史を重視し、寺院ナビタを通じてさらなる情報提供と地域活性化を図る考えです。このような先進的な取り組みは、京都の観光地としての魅力を一層引き立てています。

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参拝者がより快適に歴史や文化を体験できるような納得度の高い情報提供に期待が寄せられます。皆さんもぜひ、知恩院を訪れ、寺院ナビタの活用を体感してみてはいかがでしょうか。


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