新たな健康管理のカタチ、3D計測サービス「SCANBE base」
2026年7月1日、京都に本社を置くワコールが新たなサービス「SCANBE base」をスタートします。これは、運動やトレーニングの成果を3Dで見える化できる体験型サービスです。
運動不足と健康寿命延伸の時代へ
近年、私たちの生活様式は変わり、運動不足が社会的問題となっています。この背景には、健康寿命を延ばすための意識の高まりがあり、運動習慣の重要性が再評価されています。特に最近では、PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)に基づいたヘルスケアサービスへの期待が膨らみ、その市場は2030年までに約1兆円に達すると予測されています。しかし、体組成や体重、カロリー消費といったデータだけでは、自身の見た目の変化を実感するのが難しいという課題があります。
「SCANBE base」登場の背景
ワコールの「SCANBE base」は、長年にわたる人体計測の知見と経験に基づいて開発されました。このサービスでは、これまで感覚だけで感じていた体型の変化を、3Dデータや数値として可視化します。これにより、運動の成果を具体的に把握できるのです。計測はトレーニングウェアを着たまま行うため、運動前後に自然に利用でき、全体の所要時間も約10分と短く、ボディスキャンはわずか3秒で完了します。計測結果はスマートフォンで簡単に確認できるため、継続的なモニタリングが容易です。
「SCANBE base」の特長
このサービスでは、全身360度を撮影した3Dデータや、直径・体積といった具体的な数値が得られます。定期的な計測を行うことで、過去のデータと比較でき、変化が一目瞭然です。これにより、モチベーションを保つだけでなく、日々の行動改善にもつながります。
性別や年齢に関わらず、誰でも利用できるのも大きな魅力です。計測は身長110㎝から200㎝まで対応し、性別問わずトレーニングを愛するすべての人に向けています。さらに、計測後はLINE連携により、データをWebブラウザで確認できるため、手軽に管理できます。
広がる展開と今後のビジョン
「SCANBE base」は、スポーツジムを始め、スポーツ量販店やトレーニング団体、自治体、研究機関などへの導入も視野に入れています。この取り組みによって、ヘルスケアサービスの価値をさらに拡大し、広く普及させることが目的です。
サービスは、「SLOW AND STEADY」やゴールドジムなど、27年7月時点での設定店舗で体験可能です。また、「SCANBE base」は、同年7月8日から10日に東京ビッグサイトで開催される国際スポーツ・健康産業専門展「SPORTEC 2026」にも出展予定です。来場者には実際の計測体験が提供されるため、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
まとめ
ワコールの「SCANBE base」は、運動成果を3Dで可視化する新しいヘルスケアサービスです。短時間で計測でき、運動習慣を支援する役割を果たします。これからの時代に求められるパーソナライズされたヘルスケア体験を、より多くの人が享受できることを期待しています。ヘルスケアの未来が、この「SCANBE base」に託されています。