日本ASEAN友好協力50周年 訪日研修プログラム
今年は日本とASEANの友好協力が始まってから50周年という記念の年です。この節目を祝うため、特別な訪日研修プログラムが実施されます。ASEANの幹部職員が日本の最新の政策や制度を学ぶため、2つのグループに分かれ、それぞれの専門分野に沿った研修を行います。
参加者の概要
訪日団は合計8名で、以下の2つのグループに分かれています。
このグループは、ASEAN加盟国の金融統合を推進する部署からの参加者で、サステイナブルファイナンスやデジタル経済について日本の取り組みを学びます。
このグループは、貿易や産業に関するシンクタンクから構成され、日本の産業エコシステムやイノベーションを学びます。
研修プログラムの詳細
グループ1: 金融統合分野
- - 期間: 令和7年11月9日(日)~11月15日(土)
- 11月9日(日):参加者来日
- 11月10日(月):日本の金融制度についての講義
- 公益財団法人国際通貨研究所
- 金融庁
- 11月11日(火):財務省の講義
- 11月12日(水):京都大学での講義と茶道体験
- 11月13日(木):延暦寺の視察
- 11月14日(金):ワークショップと報告会
- 11月15日(土):帰国
グループ2: 貿易・産業・新規課題分野
- - 期間: 令和7年11月16日(日)~11月22日(土)
- 11月16日(日):参加者来日
- 11月17日(月):経済産業省での講義と半導体製造企業の視察
- 11月18日(火):HAL東京の視察と京都での講義
- 11月19日(水):立命館大学での講義、茶道体験
- 11月20日(木):アジア開発銀行での講義
- 11月21日(金):ワークショップと報告会
- 11月22日(土):帰国
目的と意義
この研修プログラムは、日本とASEANの協力関係を強化し、両地域間の経済成長を促進するための重要なステップです。参加者が日本の先進的な取り組みを学ぶことで、将来的な協力がより円滑に進むことが期待されます。
【参考情報】
- - 実施団体: 一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)
- - 使用言語: 英語
このプログラムが成功することで、ASEAN地域の持続可能な成長へ向けた道が開かれることを願っています。