新たな連携で未来の起業家を育てる
同志社大学は、三井住友海上火災保険株式会社の京都支店と連携協定を結び、研究者や学生起業家、大学発スタートアップ企業への支援を強化していきます。この施策により、同志社大学の研究成果を社会へ実装し、事業化を進める取り組みが加速します。
研究成果の社会実装を目指す
この協定の最も大きな目標は、研究成果の社会実装と事業化を通じた社会課題の解決です。同志社大学は、脱炭素テクノロジーやモビリティといった幅広い分野において、産学連携を推進し、研究シーズを実用化・事業化するための支援を行います。その手段として、ワークショップや事業化戦略の策定などが挙げられます。
学生起業家の育成プログラム
さらに、学生起業家を育成することにも力を入れています。アントレプレナーシップを向上させるためのプログラムでは、金融リテラシー支援や企業との協働による新規事業創出が行われます。特に注目すべきは、同志社大学最大のビジネスプランコンテスト「Doshisha Venture Contest」です。このコンテストは、学生のビジネスアイデアが社会課題を起点に競われ、将来の起業家たちの挑戦を後押しする場となっています。
スタートアップ企業への包括的支援
また、大学発スタートアップ企業の成長を支援するため、三井住友海上の保険・ソリューションサービスを活用し、ベンチャーキャピタルネットワーキングを通じた資金調達の機会なども提供されます。リスクを専門とする専門家による経営基盤の強化支援も含まれ、包括的に成長をサポートしています。
Doshisha Venture Contestの詳細
特に「Doshisha Venture Contest」の決勝最終審査会は一般公開され、一般の方も参加可能です。イベントは2025年12月19日(金)16:40から同志社大学今出川キャンパスの良心館ラーニングコモンズで行われます。このチャンスを活用して、学生たちの斬新なビジネスプランをぜひご覧ください。
視聴申込については、
こちらから可能です。地域社会に貢献する新たな挑戦と、次世代の起業家育成を目指す同志社大学と三井住友海上の取り組みに、ぜひご注目ください。