根付の幸せ展
2026-02-26 09:03:30

京都 清宗根付館特別企画展『根付の幸せ』で新年の吉祥を体感しよう

京都 清宗根付館 特別企画展『根付の幸せ』



新年を迎える2026年、京都の清宗根付館にて特別企画展「根付の幸せ」が開催されます。約3ヶ月にわたり、根付が持つ「幸せ」の形にスポットを当てた展示が行われ、観覧者に新たな感動を届けます。この展示では、3月には特に「めでたい瑞獣」根付が取り上げられ、根付の魅力を多角的に体感できる貴重な機会となります。

根付は、日本の伝統工芸品であり、主に小物を取り付けるためのひもにつける装飾品ですが、同時にそのデザインには洒落やユーモアが表現されており、観る人の感性を揺さぶる作品が多いのも大きな特徴です。根付の作り手には高い造形力が求められ、意匠やメッセージ性が凝縮された小さな世界が広がっています。

特に「笑い」というテーマは根付作品において重要な要素です。それは観る者の心を和らげ、場の雰囲気を明るくします。根付の中では「ひねり」と呼ばれる表現が披露され、知的な余白を持つ作品が多数揃っています。また、根付は日本の生活文化から生まれ、現代の根付師たちに受け継がれてきた精神性を持っています。彼らは作品に様々な仕掛けを施し、観る者に幸福感や気づきを与えようとしているのです。

瑞獣とは?



展覧会の一環として紹介される「瑞獣(ずいじゅう)」には、古代中国に由来する幸福のシンボルや神聖な動物たちが含まれます。日本では独自に進化を遂げ、神道などの影響を受けながら、絵画や寺社建築にも描かれています。特に、龍、鳳凰(ほうおう)、麒麟(きりん)、霊亀(れいき)といった四つの瑞獣はそれぞれが特別な意味を持ち、信仰の対象としても尊ばれています。根付においてもこれらの瑞獣は、世の平和や安定への願いが込められ、魅力的に表現されます。

展示作品の一部紹介



  • - 白澤(はくたく):作者・阿部賢次(1947~)。高さ3.1cm、素材は象牙。吉凶や疫病を退ける力があるとされ、古来から信じられています。

  • - 鳳凰:作者・栗田元正(1976~)。高さ5.7cm、素材は鹿角。この作品は、愛や再生をもたらす平安の象徴とされ、幸福のシンボルです。

  • - レッドドラゴン:作者・永島信也(1986~)。高さ3.8cm、黄楊製。ファンタジー的な装飾が施された、独特なデザインが際立っています。

  • - 麒麟:作者・齋藤美洲(1943~)。高さ6.8cm、素材は象牙。慈愛に満ちた仁獣として知られ、生き物に優しい表現が強調されています。

清宗根付館の魅力



京都 清宗根付館は、根付を専門に紹介する美術館として、地域文化の継承と創造を目指しています。この美術館は、佐川印刷株式会社の名誉会長・木下宗昭の理念によって設立され、日本の良き伝統を守り育てることを目指しています。館内には約400点の現代根付が展示されており、その美しさは多くの人々を惹きつけています。

企画展「根付の幸せ」では、根付を通じて新年の喜びを感じ、また人々の幸せへの願いを再認識する機会になることでしょう。東京や他の地域からも訪問する価値のある特別な展覧会です。ぜひこの機会に、京都 清宗根付館を訪れて、根付の魅力を存分に体験してください。展覧会は、2026年1月から3月まで開催されます。皆さまのお越しをお待ちしています。


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