サステナブルクリスマス
2024-12-20 17:58:23

廃材クリスマスツリーが魅せるサステナブルな京都のホリデーシーズン

サステナブルなクリスマスツリー、ASAI京都四条で展示中



京都の中心、四条烏丸エリアに位置する「ASAI京都四条」では、スタッフ全員が手作りした廃材を使ったクリスマスツリーが、12月25日(水)までタイレストラン「ソイ・ギャン」に展示されています。このユニークなツリーは、地域の資源を生かしながら創り出されたもので、持続可能なクリスマスを演出しています。

廃材再利用の目的と背景


「ASAI(アサイ)」はタイ語で「地元の人と共に生きる」という意味を持ち、今季のクリスマスツリーもその名にふさわしく、地域の廃材を積極的に再利用。捨てられる運命にあった材料を集め、スタッフが力を合わせて製作したものです。この取り組みの背後には、環境への配慮と地域コミュニティとの絆を深めたいという強い想いがあります。

ASAI京都四条は、タイ発のホスピタリティグループ「デュシット・インターナショナル」に所属しており、サステナビリティや地域との関わりを重視しています。今季のクリスマスツリーはその理念を体現するもので、単に飾るだけのツリーではなく、温もりと創造性にあふれるメッセージを発信しています。

クリスマスツリー製作のプロセス


このクリスマスツリーは、約3週間に渡って京都の大工から譲り受けた廃材を使用して制作されました。色とりどりのパーツが組み合わされたツリーは、視覚的にも楽しませてくれます。この制作過程自体が、スタッフ間や地域とのコミュニケーションを促進し、ホテル全体の一体感を醸成しています。

また、ツリーの製作には、地域の特性と人々の思いを込めることが重要視されました。従業員の主体性を尊重し、クリスマスの喜びをシェアできる空間作りを目指しました。

クリスマス後の再利用計画


クリスマスが終わった後、この廃材ツリーは再度活用される予定です。具体的には、京都市大原野村町にあるデュシットファームの看板に再利用され、一部は肥料として生まれ変わる計画です。このように、廃材を無駄なく使い続けることで、サステナブルな運営の実現に力を入れています。

「ツリー・オブ・ライフ」プログラムとの連携


ASAI京都四条が取り組む「ツリー・オブ・ライフ」は、デュシット・インターナショナルが環境への意識を高めるための活動で、絶滅危惧種の保護、食品廃棄物削減、エネルギーの節約などが含まれています。このプログラムの一環として、ホテル内でも様々な活動が行われており、地域の行事や清掃活動への参加など、地域との関係を深める努力が続けられています。

まとめ


ASAI京都四条の廃材クリスマスツリーは、ただの装飾品ではなく、地域の人々のアイデンティティと絆を表す象徴的存在です。サステナブルな理念を基に、地域の資源を最大限活用し、ホテル全体が一丸となって取り組んでいます。このクリスマスシーズン、ぜひお立ち寄りいただき、温かい雰囲気の中で「ものを大切にする心」を感じてみてください。


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