アフリカの心、京都の技術が生んだデザインの全貌
2025年の大阪・関西万博で、世界中から注目が集まる中、株式会社AFURIKA DOGSが展開する「京都産アフリカンプリントシリーズ」が特別展示されることになりました。このプロジェクトは、アフリカの独創的なデザインと、伝統的な京都の手捺染技術を見事に融合させたもので、期間は2025年6月30日から7月6日までの1週間、関西パビリオン・京都ブースにて秀逸なコレクションを見ることができます。
このシリーズは、京都のものづくりの伝統とアフリカの多様な文化を橋渡しする重要なプロジェクトです。AFURIKA DOGSは、「アフリカンプリント」を京都の技術で再生させることで、地域の発展と文化交流の促進に寄与することを目指しています。
伝統と革新の融合
第一弾:京風アフリカンプリント (2023年)
第一弾として発表された「京風アフリカンプリント」は、トーゴの村に住む子どもたちが描いた絵を図案化し、京都の手捺染技術で布に仕上げたものです。この取り組みには、売上の10%を村の教育事業に寄付する仕組みが組み込まれており、ファッションの背後にあるストーリーも魅力的です。
第二弾:アレワ紡テキスタイル (2024年)
続いて発表されるのは、ナイジェリアで生産されたアフリカンプリントのデザインを基にした「アレワ紡テキスタイル」です。京都工芸繊維大学と連携し、かつてのアフリカンプリントの歴史を再現した作品であり、この取り組みはアフリカの伝統的なデザインと、京都の最新技術を融合させていきます。
第三弾:ティンガティンガ布 (2025年)
万博に登場する第三弾は、タンザニアのポップアート「ティンガティンガ」をモチーフにした「ティンガティンガ布」です。最新のデジタル捺染技術を使用し、アフリカの色彩の豊かさを引き立てたこの作品は、未来のファッションを予感させます。
万博での特別展示
2025年の万博では、これらのアフリカンプリントシリーズを通じて、アフリカと日本の文化交流の重要性を体感できる機会となります。アフリカの芸術と京都の技術が織り成す新たな価値を、多くの人々に伝えていくことを目指しています。これにより、文化や産業の多様性を尊重し、アフリカと日本をつなぐ架け橋となることが期待されています。
株式会社AFURIKA DOGSについて
AFURIKA DOGSは、アフリカと日本の文化交流を促進する企業であり、アフリカンプリントの輸入や開発を中心に、地域発展に貢献するために様々な取り組みを行っています。また、ビジネスマッチングやマイクロファイナンス事業を通じて、持続可能な社会の実現に向けた活動を展開しています。
関西万博での展示は、単なるファッションのイベントに留まらず、深い文化的背景と社会的意義のあるプロジェクトとして位置づけられています。ぜひ、この機会に注目してみてはいかがでしょうか。