平和島に新拠点
2026-08-04 13:11:17

AIロボット協会、平和島に新拠点移転で未来のロボット開発を加速

一般社団法人AIロボット協会(以下、AIRoA)は、東京都大田区の平和島へ新たな研究開発拠点を移転しました。この移転は、登記上の所在地を東京都文京区本郷から平和島に変更するもので、法人活動の中心と実際の研究・開発拠点が一致する重要なステップとなります。新しい平和島拠点は約3,500㎡の広さを誇り、製造現場や家庭、小売店舗を模したモック環境を備えており、ロボット技術の実践的な研究やデータ収集が行える設計になっています。

平和島拠点での取り組み


平和島拠点では、2025年9月22日からの稼働以降、AIとロボット技術の融合による「フィジカルAI」の発展を目指しています。これは、実世界から得られる多様なロボットデータを活用し、リアルタイムで判断し行動できるAIの実現を目指しています。具体的には、複数種類のロボットやデータ収集手法を駆使し、様々な環境下で操作データを収集し、ロボット基盤モデルの学習と実機検証を進めています。

これにより、データ収集からモデル開発、検証までを同じ拠点で迅速に行うことが可能となり、実証結果を次回のデータ収集やモデル改善に素早くフィードバックできる体制が整いました。特に、2025年度には約8万時間のデータ収集を進め、大規模なデータを効果的に扱うための学習パイプラインも整備しています。

企業・研究機関との連携


AIRoAは、単独の企業や研究機関では実現が難しいオープンな研究開発基盤を構築するために、様々な企業や大学、研究機関と連携を図っています。平和島拠点で得られるデータや知見は、ロボット基盤モデルの研究開発に活かされ、日本全体のフィジカルAI研究を支える重要な資源となるでしょう。

今後の拠点展開


さらにAIRoAは、平和島拠点に加えて日本科学未来館や京都にも新たな拠点を設立する計画を進めています。日本科学未来館内では、2026年4月から「AIロボットリビングラボ」プロジェクトを開始する予定であり、京都拠点に関しても設立が決まり、ただいま準備中です。各拠点はその特性を生かしながら、人材育成や研究者、企業との交流を促進する活動も行っていく予定です。

理事長のコメント


AIRoAの理事長、尾形哲也氏は「移転により法人の活動と研究開発の拠点が一致しました。この拠点を基盤に多様なパートナーと協力し、社会に役立つ研究開発を進めていきます」とコメントしています。この取り組みを通じて、日本国内外でのAIとロボット技術の革新が期待されています。

移転概要


新しい平和島拠点の住所は、〒143-0006 東京都大田区平和島6-1-1 東京流通センターA棟 AW4-5,6です。主たる事務所の移転は2026年6月26日、登記変更は2026年7月31日とされています。新たな拠点での活動が、AIロボット技術の未来をどのように切り開くのか、今後の展開が非常に楽しみです。


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