和歌山市の新たな魅力を発信する「わかおしっ」プロジェクト
株式会社GK京都が、2026年4月27日に和歌山市で新たなプロモーションプロジェクト「わかおしっ」を発表しました。このプロジェクトは、AIによって生成されたキャラクターの利用を通じて、和歌山市の地域魅力を高めることを目的としています。「わかおしっ」という名前は、和歌山市と推しキャラ(推し)の意味を掛け合わせたもので、地元の魅力を多くの人々に伝えるためのものです。
AI生成物の価値化
このプロジェクトの特筆すべき点は、ただのキャラクターをそのまま使用するのではなく、プロデューサーが人の視点でその魅力を引き出し、整理・編集を行うことです。AIはアイデアを迅速に生み出せますが、伝えるべきメッセージやストーリーの設計までは行うことができません。そこで、GK京都はネーミングや設定、キャラクターの造形など、全ての要素を統一的に見直し、地域に親しまれるキャラクターを生み出す取り組みを行っています。
プロジェクトの背景
「わかおしっ」は、2025年4月から始まった、和歌山市をテーマにした6つの地域を舞台にしたAI生成の擬人化キャラクター広告を用いたプロモーションから進化してきています。このプロジェクトを更にブラッシュアップするために、和歌山市は2025年12月にGK京都と共同でプロデュース体制を確立しました。例えば、6体のキャラクターデザインは、中和印刷紙器株式会社のイラストレーターによるもので、GK京都がその監修を行いながら、クオリティの向上を目指しました。
AI時代のクリエイターの役割
近年、AI生成物が一般化する中で、重要なのはそれらをいかに「価値」として成立させるかです。このプロジェクトは、AI技術を基にして人間が意味や魅力を加え、社会に適した形で表現する新しいクリエイティブの在り方を示しています。今後、GK京都はAIとクリエイティブの関係をさらに進化させ、価値創出のプロセスを再設計し続けていくでしょう。
今後の展望
さらに「わかおしっ」では、地域PRに留まらず、キャラクターを起点にして和歌山市とユーザー、そしてファンとの新しい絆を築いていくことを目指しています。観光や自治体にとどまらず企業のブランド開発や商品プロモーションにまで、このモデルの応用を広げていく予定です。これによって、より多くの人々に和歌山市の魅力が伝わることを期待しています。
GK京都について
株式会社GK京都は、地域や社会の課題に対してデザインという視点からアプローチする「羅針盤型デザインファーム」を目指しています。クライアントと共に思考過程を可視化しながら、新たな未来を描くための支援を行い、その実現に向けた力を引き出しています。設立は1972年です。詳しくは
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