京都外国語大学が祇園祭で多言語サポートを実施
毎年、多くの観光客が訪れる京都の祇園祭。今年も京都外国語大学がその魅力を国際的に伝えるべく、学生による通訳ボランティアを派遣します。
祇園祭の通訳ボランティアについて
2026年7月15日(水)と16日(木)の宵山・宵々山に合わせて、京都外国語大学は公益財団法人祇園祭山鉾連合会の要請に応じ、学生たちによる通訳ボランティアチームを結成します。この活動は、大学の翻訳・通訳人材バンク「LinguaLink(リングアリンク)」の一環であり、特にインバウンド観光客に向けて、祇園祭の魅力を多言語で伝えることを目的としています。
ボランティアに参加する学生たちは、実践的な語学スキルを学びながら、異文化理解も深める貴重な機会を得ることができます。この取り組みは、観光客と地域の架け橋となるだけでなく、学生自身の成長にもつながるのです。
コミュニティ通訳者育成プログラム
本学では、日本国内の大学で唯一、「コミュニティ通訳者育成プログラム」をカリキュラムに組み込んでいます。このプログラムの受講生も今回のボランティアに参加し、医療や行政、観光など多様な分野での言語の壁を越えて支援を行います。学生たちは高度な対話コミュニケーション能力を身につけ、訪れる人々に「おもてなし」の心で対応します。
学生の活動内容
ボランティア活動は、毎年エリア内での需要が高い「夜間」の時間帯にシフトされます。今年度は18:00から20:00までの時間帯を設け、主要な交差点である「四条・烏丸通り交差点」に特に注力します。これにより、授業が終わった学生たちも多く参加できるようになり、最も多くの通訳サポートが必要とされる場所での対応が可能となります。
当日は、学生ボランティアが海外からの観光客に祭りの案内を行い、通訳サポートを行います。事前に行われる研修では、祇園祭の歴史についての講義や通訳業務に関する指導が行われ、参加者たちが自信を持って活動に臨むための知識を得ます。
実施概要
- - 活動日: 2026年7月15日(水)・16日(木)(宵々山・宵山)
- - 時間: 各日 18:00〜20:00
- - 場所: 四条・烏丸通りを中心として祇園祭の主要交差点エリア
- - 内容: 海外からの観光客への祭りの案内や通訳サポート
- - 事前研修:
- 7月1日(水)「祇園祭の歴史について」(講師:村山弘太郎教授)
- 7月2日(木)「通訳業務について」(講師:佐藤晶子教授)
このように、京都外国語大学の取り組みは、観光客にとっても学生にとっても実りある経験を提供します。多言語対応を通じて、地域文化の魅力をより深く理解し、さらなる国際交流を促進していくことが期待されます。