ドミノ・ピザの新しい物流の未来
日本で初めて宅配ピザチェーンとして知られるドミノ・ピザは、環境への配慮を深めるため、福岡エリアにおいて業界初のEVトラックを導入します。この取り組みは、いすゞ自動車、シモハナ物流との協働によって実現され、配送由来のCO₂排出量削減を目指します。
EVトラック導入の背景
近年、環境問題への意識が高まる中、物流業界でもCO₂排出量の削減が急務となっています。ドミノ・ピザでは、全国の店舗に食材や資材を安定的に届けるための物流体制を維持しつつ、環境負荷を軽減できる方法を模索してきました。この中で、EVトラックの導入に着目し、いすゞ自動車の「EVisionコンシェルジュ」を活用して、導入効果や運用方法を検討しました。福岡での試乗会を経て、実用性や乗り心地を確認した結果、ついに導入が決定されたのです。
CO₂排出量削減の具体例
ドミノ・ピザは、福岡エリアでのディーゼル車とEVトラックのシミュレーションを行い、CO₂排出量の比較を行いました。ディーゼル車の年間燃料消費は4,400L、当該によるCO₂排出量は約11.5トンですが、EVトラックでは年間電力消費量20,412kWhを想定し、CO₂排出量は約9.7トンとなります。これにより年間約16%のCO₂削減が見込まれます。最初は1台からの導入ですが、今後の展開によりさらなる削減が期待されます。
利便性と安全性を兼ね備えた車両
導入するEVトラックは、いすゞ自動車製で、従来のディーゼル車と同様の操作性を持ちつつ、静かな運転とスムーズな加速が特徴です。これによりドライバーの負担が軽減されることが期待されます。また、安全性も考慮されており、最高レベルの安全装置を標準装備しています。
3社の連携による持続可能な物流
今回の取り組みは、いすゞ自動車、シモハナ物流、ドミノ・ピザの3社が協力して進めています。いすゞ自動車はEVトラックの提供と導入支援を行い、シモハナ物流は実際の配送運用を担当します。ドミノ・ピザは物流過程における環境負荷の低減に取り組むことで、持続可能な社会の実現を目指しています。
展望と今後
ドミノ・ピザの福岡エリアにおけるEVトラック導入を足がかりに、配送効果の検証を進め、今後、さらなる配送エリアの拡大や導入台数の増加を検討していく方針です。お客様に美味しいピザをお届けすることはもちろん、持続可能な社会を実現するための重要な一歩を踏み出すことを意味します。ドミノ・ピザは、環境に配慮したテクノロジーを積極的に取り入れることで、より良い未来を築く契機となるでしょう。