関大でも多様性祝う
2025-07-02 11:37:25

関大万博フェスタで多様性を祝う「KANDAI RAINBOW DAY」開催

関大万博フェスタで多様性を祝う「KANDAI RAINBOW DAY」開催



2025年6月30日、関西大学の千里山キャンパスにて、「KANDAI RAINBOW DAY」が開催されました。このイベントは、ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンが協力し、LGBTQへの理解を促進することを目的に設けられました。

「だれかの“普通”に合わせなくても、安心していられる関大に。」というテーマの下、さまざまな体験を通じて多様性を祝福する機会を提供しました。参加者は性の多様性や自己表現について多角的に学ぶことができる6つのブースを楽しむことができました。

特別な体験ブース


両社が共同で設けたブースでは、LGBTQに関するクイズが出題され、正解者にはコカ・コーラ製品やオリジナルのLGBTQ理解促進ステッカーがプレゼントされました。参加者からは「問題が難しかったけれど、ハンドブックのおかげで解答しやすかった!」や「オリジナルステッカーがとても可愛い!」など、多くの好評の声が寄せられました。

このクイズを通じて、参加した学生たちはLGBTQに関する知識を深めると同時に、自らの考えを広げる良い機会となったようです。

オリジナルステッカーの背後にあるストーリー


オリジナルステッカーのデザインは、女装パフォーマーでライターのブルボンヌ氏とともに、両社のアライ社員たちが意見を交換しながら、伝えたいメッセージやモチーフを考えました。多様な案の中から、ブルボンヌ氏および両社の社員による投票により、最終的なデザインが選ばれました。このような参加型のプロセスは、スタッフ全員がこの取り組みに愛着を持つための大切なステップとなっています。

アライとは、LGBTQの理解とサポートを積極的に行う人たちを指し、性的マイノリティに関わらず、共に支え合い、理解し合う姿勢が求められます。今回のイベントは、まさにそのアライの重要性を再認識させる良い機会となりました。

担当者の声


今回は、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの担当者が、「関西大学の学生に向けて、LGBTQについて深く考える機会を持てたことを嬉しく思っています。」と語りました。また、ファミリーマートの担当者も「お互いに持つ知見や経験を共有し、学生とのコミュニケーションを図ることができたことが、今後の活動に大きな影響を与えると信じています。」と述べました。

未来に向けて


このような取り組みは、単なるイベントにとどまらず、企業と学生、さらには地域社会が連携し、持続可能な開発目標(SDGs)を達成するための意識を高めるために重要です。両社は今後も、性の多様性に対する理解を深める活動や、「ALLY」の輪を広げる活動を進めていくことを約束しました。

「自分らしさを大切にし、誰もが安心して生きられる社会」を目指して、これからも多様性を尊重する取り組みが必要です。関大万博フェスタでのこのイベントは、大きな一歩となることを期待しています。


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