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鬼の王酒吞童子、万博で百鬼夜行を実現

2025年に開催される大阪・関西万博で、京都府福知山市が活躍するチャンスが訪れています。福知山市は、5月3日に関西パビリオン内で妖怪仮装行列「百鬼夜行」を行う計画を発表しました。このイベントは、日本の鬼文化を世界に発信する絶好の機会です。

福知山の鬼伝説

福知山市の大江山には、平安時代の雰囲気を持つ鬼の王・酒吞童子の伝説があります。お酒を好み、童子のような姿をしていた酒吞童子は、当時の人々に恐れられた存在でした。それを踏まえ、この地域の伝説が新たな形で観光資源として活用されます。大阪・関西万博で行われる百鬼夜行は、そんな酒吞童子とその仲間たちが主人公となる特別なイベントです。

鬼お面づくりワークショップ

福知山市では、百鬼夜行に参加するための「オリジナル鬼お面づくりワークショップ」を開催します。このワークショップは、国内外で妖怪文化の魅力を発信している「百妖箱」代表の河野隼也さんが講師を務めます。参加者は、3月29日、30日、4月12日、13日のいずれかから2日間を選んで参加することで、自分だけの鬼お面を作成します。

ワークショップの詳細

• - 日程:

- 2025年3月29日(土)
- 2025年3月30日(日)
- 2025年4月12日(土)
- 2025年4月13日(日)
> 参加者は任意の2日間を選択する必要があります。

• - 時間: 各日13:30～15:30
• - 会場:

- 3月開催: 日本の鬼の交流博物館
- 4月開催: 市民交流プラザふくちやま

• - 定員: 25名（応募多数の場合、書類選考）
• - 対象: 小学生以上かつ福知山市に関連ある方
• - 参加費: 500円（材料費）

参加方法と条件

応募は福知山市の公式ホームページから可能で、締切は2025年3月2日です。参加するためには、ワークショップの二日間に参加し、5月3日の百鬼夜行に出演することが求められます。さらには、秋にはお面の展示に協力をお願いする予定です。現地の魅力を体感しながら、自分の手で作る鬼お面は、特別な思い出となることでしょう。

夢の共演

河野隼也さんも、この取り組みについて「昔、京都の人々を恐れさせた酒吞童子が、今度は世界の人々を驚かせる」とコメントしました。このように、地域の伝説を誰もが楽しめる形で広めることで、福知山市の存在を強く印象付けられます。

福知山市とは

福知山市は、酒吞童子などの鬼伝説が根付く、いわば“鬼のまち”。鬼瓦や鬼像、お面など多くの鬼にまつわる文化が息づいています。大江山で行われる「大江山酒呑童子祭り」も、その一環としての魅力を発信しています。日本の鬼の交流博物館では、鬼文化が体験できる特別な場所として、多くの観光客を惹きつけています。

この機会に、福知山市の鬼の文化を肌で感じながら参加してみてはいかがでしょうか？皆様の応募をお待ちしております！

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