京都リサーチパーク共催「COM-PJ」展望と未来を切り開く最終ピッチ
京都のイノベーションの中心、京都リサーチパーク株式会社(KRP)と株式会社talikiが共催する社会起業家支援プログラム「COM-PJ(コンプロジェクト)」が、2025年10月4日に最終ピッチを行います。これは、社会課題の解決を目指す若き起業家たちが挑戦の成果を発表する重要な機会です。
COM-PJ第6期生の挑戦
2023年にスタートした第6期生には、13名の参加者が集まりました。彼らは過去の5年間の活動を受け継ぎ、環境や医療、孤独、教育、子育てなど、社会課題に真摯に向き合いながら、事業プランを全面的に磨き上げてきました。
最終ピッチは、ソーシャルカンファレンス「BEYOND2025」の一環として行われ、このカンファレンスは、社会起業家、非営利団体、投資家など、さまざまなセクターからの参加者が集まる場所です。ここで起業家たちは、審査員や観客の前で自分たちの事業計画を発表し、講評や投票を受ける運びとなります。優れたプレゼンテーションには、COM-PJ賞やKRP賞が授与されるなど、出席者たちは大いに注目を浴びることでしょう。
背景と意義
COM-PJは、日本政府の「スタートアップ育成5か年計画」に呼応し、社会課題解決に必要な人材育成を目的としています。特に、未だに低迷している開業率を打破するためには、起業家教育の充実とメンターによるサポートが不可欠です。
近年、起業の目的が多様化する中で、社会課題解決を目指す新たなモデルが登場しています。特に、京都は先進的な技術とサービスを育んできた地域であり、スタートアップエコシステムの拠点都市としての注目が集まっています。KRPとtalikiの協力によって誕生したCOM-PJは、その中心であり、地域の資源を活かしたプログラムです。
今後の期待
最終ピッチでの成功は、参加者たちの将来に多大な影響を与えることでしょう。事業の継続や新たなビジネスチャンスの創出につながる可能性が高く、また社会的なインパクトを持つ活動が推進されることが期待されます。過去の卒業生たちも、各分野で活躍しており、COM-PJの効果が証明されています。例えば、第3期卒業生の徳山倖我さんは、教育とものづくりにフォーカスした事業を展開しており、次世代の育成に寄与しています。
参加の呼びかけ
「BEYOND2025」の一環として開催されるこの最終ピッチは、投資家やビジネスに興味がある人々にとっても貴重な機会です。社会起業家の日々の取り組みや、スタートアップの新しい可能性を知るチャンスが待っています。参加を希望する方は、事前登録をお忘れなく。
開催概要
- - 日時:2025年10月4日(土)
- - 場所:京都リサーチパーク内
- - 登壇者:COM-PJ第6期生
社会課題解決に向けた熱意溢れる若者たちの壮大な挑戦を、ぜひその目で観てください。