和田ながらの新作演劇『メンズ・ティー・パーティー』が始動
京都を拠点に活躍する演出家・和田ながらによる新作『メンズ・ティー・パーティー』が、ロームシアター京都で制作されることが決まりました。この作品は、2017年度から続く「レパートリーの創造」プログラムの一環として位置付けられています。これにより、公立劇場が自主的に演劇作品の創造に取り組むことが目指されています。
今回、和田演出の新作では「男性性」に焦点を当て、社会におけるそれがどのように形成され、私たち一人ひとりの生活や身体にどのような影響を与えるかを探求していきます。このテーマは、演出家が感じる「女性性」との間にある揺らぎを出発点にし、演技の視点から人間の在り方の複雑さに迫る試みです。
期待のキャストが決定
新作に出演するキャストは、オーディションを経て次の4名に決まりました。
それぞれが独自のバックグラウンドと経験を持ち、この新作に新たな視点を加えることでしょう。魅力的なキャラクターたちがどのように「メンズ・ティー・パーティー」を彩るのか、期待が高まります。
キャスト紹介
井上徹は、アーティストコレクティブ「オル太」の一員として活動をはじめ、サウンドを用いたインスタレーションやパフォーマンスの分野で活躍しています。高木珠里は、劇団宝船に所属し、多くの演出家の作品に参加する実力派女優です。三田村啓示は、関西を中心に活躍する俳優で、演劇作品に幅広く関与しながら批評も行っています。最後に、村山暁は映画学校在学中から多くの映像作品に出演し、監督としても活動している新進気鋭の若手です。
上演情報
この演劇作品は2026年12月4日から12月6日の間、ノースホールにて上演されます。ロームシアター京都がプロデュースを手掛ける本公演は、長期的に上演されることを念頭に置いています。この機会に、観客は新しい演劇の形を目撃することができるでしょう。
演出は和田ながら、そして美術を担当するのは大橋鉄郎です。和田は演技という行為に強い関心を持ち、作品ごとに独自の文法を築くことを目指しています。また、アドバイザーを務める西井開氏は、臨床社会学や男性学に精通し、今回のテーマに深い理解をもたらすことでしょう。
観劇のススメ
この公演の最も重要な部分は、単なる男性像を描くのではなく、社会的な枠組みやそれに影響される個々の生活をどう語るかという点です。「男性性」というテーマを通じて、観客自身の内面や社会との関わりを見つめ直す機会になるでしょう。ぜひ、この新しい挑戦を体験しにお越しください。
公演に関する詳細は、ロームシアター京都の公式ウェブサイトにて随時更新される予定です。新たな試みに期待を寄せ、興味のある方はぜひご注目ください!