現代華道家大薗彩芳のいけばな作品展が新たな視点を提案

現代華道家大薗彩芳のいけばな作品展『ぼくはコンビニのチョコが好き。』

2025年11月14日（金）から、東京都港区にあるソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」にて、現代華道家の大薗彩芳によるいけばな作品展『ぼくはコンビニのチョコが好き。』が開催されます。この展覧会では、私たちの日常に根付くコンビニ文化と日本の伝統的ないけばなを融合させ、現代における新たな表現のかたちを探求します。

展覧会の意義

大薗彩芳は、日々の生活の中でほとんどの人が例えばコンビニで手に取る「チョコレート」をテーマにし、そこから日本文化への理解を再促進しようとしています。「いけばな」はただの伝統文化ではなく、現代に生きる私たちに何を伝え、どう感じさせることができるのかを考えさせられる作品となることでしょう。

アーティストの視点

大薗彩芳は、いけばなの形式を単なる花のアレンジメントと捉えず、枝や木、さらにはさまざまな素材を使うことで、現代の混沌とした社会における新しい価値観の創造を目指しています。彼女は、日本文化に対する薄れた意識を再認識させることが、新たな解決策の一歩であると信じています。

いけばな作品展の詳細

開催概要

- 期間：2025年11月14日（金）～12月6日（土）
- 開館時間：

- 火曜日 10:00-20:00（ギャラリーのみ）
- 水〜金曜日 11:00-23:00（カフェ＆ギャラリー、18:00以降はバータイム）
- 土曜日 11:00-18:00（カフェ＆ギャラリー）
- 日・月・祝日は休館

- 入場料：無料
- 場所：東京都港区虎ノ門1丁目2-11 The ParkRex TORANOMON 1F

- 電話番号：03-6205-8220
- WEBサイト：SIGNAL
- 公式Instagram：@signal_socialissuegallery

オープニングイベントと公開制作

展覧会の開幕を祝うオープニングイベントは、11月14日（金）の18:00から行われ、いけばなパフォーマンスの公開制作が行われます。参加は無料ですが、ドリンク代は別途必要です。また、11月29日（土）には、いけばなの公開制作が行われ、観客も自由に参加できます。

大薗彩芳について

大薗彩芳は1987年に東京都で生まれ、草月流の一級師範としていけばなを学び続けています。彼女は、いけばなを通じて、人間が創造する無機質な美と自然による計算できない美の融合を探求し、それを現代的に再構築しています。彼女の作品は、伝統と現代文化の境界をウィットに挑戦するものとなっています。

この展示を通じて、大薗彩芳が投げかけるメッセージや「文化」の存在意義を再確認できる良い機会となるでしょう。時代と共鳴するアートに触れ、ぜひ新たな視点を得てください。現代の社会における文化の役割を強く感じることができる、本展にぜひ足を運んでみてください。