AIによる売場改革
2026-06-08 12:09:18

AIが実現する新たな売り場づくり!NewDaysでの挑戦と未来

販売動向を可視化するAIの時代に



画像認識AI技術を駆使した新たな試みが、コンビニエンスストア「NewDays」で展開されます。富士フイルムシステムサービスが、JR東日本クロスステーションと共に始めたこの実証実験は、東京の店舗における商品棚の陳列判断を支援するものです。このプロジェクトでは、タブレット端末を使用して商品棚の画像を撮影し、AIが商品を識別。それに加え、リアルタイムで更新される販売データと連携させ、商品の販売動向を視覚的に分析します。これにより、経験に依存せず誰でも迅速に適切な陳列判断ができる環境を整えます。

背景と課題


近年、小売業界では人手不足が深刻になっており、従来の熟練スタッフに頼った売り場づくりが困難になっています。そのため、売り上げの変化に素早く対応できる能力が求められています。しかし、商品陳列の判断はスタッフの経験や熟練度に依存するため、業務の負担の偏りや属人化といった課題が浮き彫りになっています。店舗運営においては、商品棚の陳列や品揃えの見直しが直結するため、迅速な判断が欠かせません。

実証実験の詳細


今回の実証実験では、「飲料」と「菓子類」の棚が主な対象です。これらのカテゴリーは商品数が多く、売れ筋商品の変動も激しいため、適切な陳列が非常に重要です。タブレット端末で撮影された商品棚の画像は、富士フイルムの画像認識AIによって解析され、商品の販売データと結び付けられます。こうして、売れ行きの良い商品や伸び悩む商品が明確に視覚化されます。

このシステムにより、店舗スタッフは商品陳列の判断を直感的に行うことができ、効率的に販促策を講じることが可能になるのです。特に特徴的な点は、商品の形状やパッケージによる識別の難しさがあったものの、AI技術を駆使することで高精度の識別が実現される点です。また、新商品でも追加の学習を必要とせずに識別できる柔軟性を備えています。

実証実験の内容


実証実験の期間は2026年6月8日から2026年9月30日までの約4ヵ月間です。ここでは、商品棚全体を撮影し、AIがその都度の陳列状況に基づいて商品を識別します。視覚化された販売データは、スタッフが即座に陳列位置や商品の配置を変更する手助けとなります。また、店内の消費者行動や嗜好に応じた商品陳列の最適化が果たされることで、売上増大への期待も高まります。

今後の展望


この実証実験におけるデータや経験を元に、今後はさらに商品の品揃えや陳列位置の調整機能を考えていく予定です。複数店舗での展開を視野に入れ、店舗運営の合理化や売上の向上に役立つサービスとして発展させていく方針です。

私たち富士フイルムシステムサービスは、最新のAI技術を駆使し、売場づくりの課題解決に挑戦し続けます。小売業界の進化を支え、消費者にとってもより良い買い物体験を提供するための一歩を踏み出しました。


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