コスメディ製薬がISO13485認証を取得
コスメディ製薬株式会社(京都市本社、代表取締役社長:権 英淑)は、医療機器の品質マネジメントシステムであるISO13485認証を取得したことを発表しました。この認証は、同社が提供する医療機器の品質管理体制が国際的に承認されたことを意味しており、今後の事業展開においてさらに高い品質が求められることになります。
ISO13485認証取得の背景
コスメディ製薬がこの認証を取得した背景には、歯科治療における「痛み」の問題を解消するために開発された、『アネスパッチ』という局所表面麻酔用のマイクロニードル製品があります。この製品は患者と歯科医の負担を軽減する特長を持ち、2023年に発売された際には、高い評価を受けました。
『アネスパッチ』は、長さ250~300μmの微細な針を使用して、短時間で麻酔薬を効果的に届けることができます。この技術は、子どもの治療時に注射による痛みを経験させないことを目指したものであり、今後は歯周病治療等へも応用される予定です。
安全で高品質な医療機器の提供
ISO13485認証の取得により、コスメディ製薬は自身の品質管理体制をさらに強化し、製品の信頼性を高める方針です。これは、国内外の医療現場においても高まる期待に応える大きな一歩となります。
コスメディ製薬は、TTS(経皮吸収治療)研究に特化し、医薬品だけでなく医療機器や化粧品の開発にも力を入れています。今後、歯科用マイクロニードル製品の多用途展開を推進し、患者の安全はもちろん、医療提供者にとっても負担の少ない製品を提供することを目指しています。
マイクロニードル技術のさらなる発展
マイクロニードル技術は、従来の注射に比べて痛みが少なく、患者にとってのスタンバイ時間も短縮できるため、特に子どもに対して画期的な医療機器とされています。また、国内大学との連携を通じて、さらに良質な治療法の開発が進められているため、医療界の将来を担う存在となることでしょう。
コスメディ製薬は、今後も革新を追求し続け、伝統と革新が共存する京都の地から、より良い製品を社会に提供し続けることでしょう。
会社概要
コスメディ製薬株式会社は、TTS(経皮吸収治療)に特化した研究開発を行っており、医療、医薬、美容と健康の領域で事業を展開しています。今後の成長が期待される企業として、業界から大きな注目を集めています。
- - 社名: コスメディ製薬株式会社
- - 所在地: 京都市南区西九条東比永城町75 GRAND KYOTO 3F
- - 設立: 2001年5月30日
コスメディ製薬の今後の展開に、ぜひご注目ください。