BellSoft社、AXEとの提携強化で日本市場へ本格参入!
株式会社アックス(AXE)とBellSoft社のパートナーシップが強化され、日本市場での新しいソフトウェアソリューションの提供がスタートしました。この取り組みは、効率的かつ高パフォーマンスな開発環境の実現を目指しています。AXEは1992年に設立され、オープンソースやLinuxディストリビューションに特化したソフトウェアソリューションを展開してきました。今回の提携により、BellSoftの製品ポートフォリオを日本で直接紹介できる機会が得られ、エンタープライズ顧客や開発コミュニティに向けた専門的なサポートが可能になります。
BellSoftの新製品とは?
BellSoftは、OpenJDKをベースとした多様な製品を提供しており、特に注目すべきは「Liberica JDKランタイム」です。このランタイムは高性能でコスト効率も良く、以下のような異なるフレーバーで提供されています:
- - Liberica JDK Standard:ベースエディションで、基本的なサーバやデスクトップの展開に最適。
- - Liberica JDK Full:JavaFX機能とともに、最小限のバーチャルマシン(VM)をサポート。
- - Liberica JDK Lite:クラウド環境に最適化された軽量バージョン。
これらの選択肢により、企業は自身のニーズに応じたランタイムを選択でき、特にコスト削減を重視する企業にとって、特に大きな利点となります。
さらに、
Liberica JDK Performance Editionは、JDK 8または11からJDK 17への移行を容易にし、パフォーマンスを向上させるための便利なオプションです。これにより、より低いレイテンシーでの動作や、RAM使用量の削減、起動速度の向上が実現します。すべてのLiberica JDKバイナリはJavaSE仕様のOpenJDK Community Technology Compatibility Kitによって検証されており、安心して利用できる製品です。
Alpaquita Linuxの魅力
また、Alpaquita LinuxもBellSoftの重要な製品です。これは、コンテナやクラウド環境用に設計されたLinux OSであり、安全で軽量なベースイメージを提供しています。特に、Java™用に最適化されているため、Javaアプリケーションのデプロイにおいて非常に価値が高いです。BellSoftのサポートチームは、このLinuxに関連する問題への対応や開発ニーズへのサポートを行います。
AXEの豊富な経験
AXEは、エンタープライズソフトウェアシステムにおいて豊富な経験を持つ企業であり、21名のエンジニアチームがBellSoftのソリューションを利用してJavaベースのソフトウェア改善に貢献しています。AXEは1980年代からUNIX技術やTCP/IPネットワーク技術を進化させ、インターネット利用が一般化する前からその道を歩んできました。独自のOS「XTAL」を開発し、さらには2000年以降、自社で高性能化した「axLinux」や、「式神」などのソリューションを展開し続けています。
日本における新しいソフトウェア開発の潮流を作り出すこのパートナーシップは、多くの企業にとって新たな可能性を開くものとなるでしょう。開発環境を最適化し、コストを削減しつつパフォーマンスを向上させるための新しい選択肢をぜひ検討してみてください。そして、詳細情報については、AXEの公式サイト(
AXE)またはBellSoftの公式サイト(
BellSoft)をご覧ください。