京都リサーチパークとtalikiが共催する「BEYOND2025」
令和5年10月、京都リサーチパーク株式会社(KRP)、株式会社taliki、京都市の三者による共同記者会見が行われ、2025年10月に開催されるソーシャルカンファレンス「BEYOND2025」とその構成内容が発表されました。このカンファレンスは、社会起業家を支援し、新たなビジネスモデルを創出する場として位置づけられています。
共同記者会見の意義と内容
会見には、KRP代表の浅野貢男氏、taliki代表の中村多伽氏、京都市長の松井孝治氏が登壇。それぞれが「BEYOND2025」に対する期待を語りました。
- - 松井市長は、ソーシャルイノベーションの推進を通じて持続的なネットワークの重要性を強調し、社会課題解決に向けた取り組みを支える意義を話しました。
- - 元々社会起業家支援のためにBEYONDを立ち上げた中村代表は、多様な取り組みに対する期待感を表明し、参加者と共に問題解決に向けた具体的なアクションを模索する意義を述べました。
- - 浅野代表は、KRPの役割を説明し、多様なセクターをつなぐことで生まれる新たな価値について期待を寄せました。
新たな取り組みの内容
「BEYOND2025」では、以下の4つの新しい取り組みが発表されました。これにより、カンファレンスの充実が図られています。
1.
全国4都市でのプレイベント開催:事前に各地域での参加者との交流を促進。
2.
社会起業家や中高生を無料招待:未来のリーダーを育成するための取り組み。
3.
非営利法人向け「応援チケット」制度:資金的な支援を行う機会を提供。
4.
参加者主催のサイドイベント実施:多様な視点を交えた議論の場を創出。
今年のテーマは「再分配のはじまり」としており、社会起業家や投資家、行政が集まり、社会課題解決に向けた具体的なアイデアやソリューションを探る機会となります。
BEYONDとは
「BEYOND」は、社会課題解決に挑むプレイヤーを支援するtalikiが主催しており、2018年の開始以来、8回の開催を経て、2500名を超える参加者が集結しています。この場は、正解を求めるのではなく、多様な方々が集い、意見を交わすことで新たな可能性を開く「共創の場」として知られています。
社会をより良くしたいと願う人々がつながり、互いに支援し合うことで、さらなる社会へと続く架け橋を築いていくことが目標です。
「BEYOND2025」開催概要
- 10月3日(金)12:00~17:35(開場:11:00)
- 10月4日(土)11:00~18:00(開場:10:00)
- - 会場:京都リサーチパーク西地区4号館
- - チケット:社会起業家、学生、投資家・融資担当者、一般といった各種チケットが用意されています。
詳細は公式サイトにて確認できます。
この取り組みにより、社会起業家に必要なリソース提供と共創の場が確保され、様々なセクターの人々が集い、未来のための新たな可能性が広がることを期待しています。