白杉酒造の新日本酒
2026-08-06 14:19:18

新たな日本酒の形を追求する白杉酒造のアヴァンギャルドシリーズ

白杉酒造のアヴァンギャルドシリーズ



京都府京丹後市にある白杉酒造が、250年の歴史を持つ中で新たな挑戦を見せています。自社のブランド『shirakiku(シラキク)』の新しいフラグシップとして、『AVANT-GARDE(アヴァンギャルド)』シリーズをリリースしました。このシリーズには第1弾の『CRIMSON RED(クリムゾンレッド)』と第2弾の『CHARTREUSE GREEN(シャルトルーズグリーン)』の2銘柄が含まれています。

アヴァンギャルドの意味



アヴァンギャルドとは、伝統を越えた革新的な試みのことを指します。白杉酒造の11代目当主兼杜氏である白杉悟氏は、過去の歴史に囚われない新たな日本酒の形を追求する中で、アヴァンギャルドという名前を付けました。これは、戦後の日本における前衛的な芸術の流れに通じるものがあり、酒造りにおいても伝統の壁を打ち破る意思を示しています。

乳酸無添加の独自製法



日本酒において乳酸は発酵過程で重要な役割を果たす要素ですが、白杉酒造では革新的なアプローチを採用しています。従来の製法では乳酸を添加するか、自然発生させて使用しますが、白杉酒造では黒麹が生成するクエン酸を用いて、乳酸の不使用に成功しました。この独自の方法により、今までにないまろやかな風味を引き出すことができ、「シラキク式モダン生酛」として新たなスタイルを確立しました。

新しいフレーバーと体験



第一弾『CRIMSON RED(クリムゾンレッド)』は、赤いリンゴを思わせる香りが特徴で、その名も真紅に由来しています。まろやかな口当たりが印象的で、食事とともに楽しむのにふさわしい味わいです。720mlでの販売価格は2,420円(税込み)。

第二弾『CHARTREUSE GREEN(シャルトルーズグリーン)』は、洋梨の芳香が漂う黄緑色のお酒で、その名は洋梨の色に由来します。軽やかで飲みやすいこの日本酒は、杯を重ねるごとにその美味しさが際立つことでしょう。こちらも720mlで2,420円(税込み)、1800mlの場合は4,840円(税込み)です。

デザインにも込められた思い



白杉酒造では、ラベルデザインも杜氏自らが手掛けています。個性的でユニークなデザインは、製造にまつわるストーリーを伝える一部として重要です。開発秘話などは公式noteにて詳しく公開されているので、ぜひ興味のある方は覗いてみてください。

購入方法について



これらの新しい銘柄は、特約店での取り扱いがあり、順次公式ECサイトでの販売も予定しています。店舗によっては取り扱いがない場合もあるため、事前に確認してから訪問することをお勧めします。

白杉酒造のこれまでとこれから



創業1777年である白杉酒造は、現代表の白杉悟が蔵を継いだ際に経営の危機に直面しました。その際に地元丹後産のコシヒカリを使った酒造りを始め、2015年からは全ての銘柄を地元の食用米で製造しています。少人数での運営ながら、近年は数多くのコンテストで高評価を得ています。これまでの成功に甘んじることなく、これからも新しい挑戦を続けていく白杉酒造の姿勢には期待が寄せられています。


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