セカンドハートの挑戦
2026-07-31 15:09:18

糖尿病による足切断ゼロを目指すセカンドハートが資金調達成功

糖尿病による足切断ゼロを目指すセカンドハートが資金調達成功



京都市に本社を置く株式会社セカンドハートは、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」において、目標額の200%を達成する資金調達を実施しました。2026年7月23日に募集を締め切り、498万7,500円という目標に対し、なんと50名の投資家から9,975,000円が集まりました。この成功は、同社が推進する「糖尿病による足切断をゼロにする」という未来への期待を示しています。

社会的背景



糖尿病患者が直面する厳しい現実は、年々増加しています。日本国内には約1,000万人の患者が存在し、その中で糖尿病性足病変が悪化することにより、約20秒ごとに誰かが足を失っているという深刻な事実があります。足切断は、患者の生活の質(QOL)を大きく損なうだけでなく、社会参加の機会をも奪います。セカンドハートは、これらの深刻な課題を解決する手段として、遠隔フットチェックサービス「Steplife」を中心に事業を展開しています。

Steplifeとデジタル音叉



同社の主力製品であるSteplifeは、糖尿病患者が自宅で自分の足の状態をスマートフォンで撮影し、そのデータを医療機関と共有できるクラウド型サービスです。このサービスは、日常的な自己チェックと医療機関の遠隔確認を連携させることで、異常の早期発見につなげています。また、デジタル音叉という管理医療機器は、約30秒で足の末梢神経障害をスクリーニングでき、迅速な診療への移行をサポートします。

具体的な成果



セカンドハートは、国内で10の医療機関においてSteplifeを有償導入し、約1,400名の患者がこのサービスを利用しています。直近の四半期では売上高が前期の約4倍にまで伸び、ビジネスの成長が見られました。さらには、マレーシア社会保障機構(PERKESO)との連携を通じて、地域に根ざした実証実験も行っています。

今後の展望



今回調達した資金は、Steplife及びデジタル音叉のさらなる研究開発、ならびにマレーシアを起点としたASEAN地域への展開に活用される予定です。岩田幸広代表取締役は、初心に立ち返り、「我々だけでは足切断ゼロは成し遂げられない」と語り、より多くの支援を求めています。

株式会社セカンドハートは、予防医療の推進と共に、患者の生活を支え、「自分の足で社会参加を続ける未来」の実現に向けて、一層努力していくでしょう。今後の展開にぜひご期待ください。


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