人材登用推進
2025-09-17 13:39:36

デュシタニ・カレッジが宿泊業界における人材登用を推進

デュシタニ・カレッジが日本における人材登用を拡大



この度、デュシタニ・カレッジが宿泊業界におけるタイ国籍の人材登用を促進するため、合同覚書を締結しました。対象となるのは、一般社団法人宿泊技能試験センター及び全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の二者です。この協業により、日本での雇用機会の拡大が期待されます。

デュシタニ・カレッジとは


デュシタニ・カレッジ(Dusit Thani College)は、タイの大手ホスピタリティ企業であるデュシット・インターナショナルが運営する専門学校です。同校は、ホテルやレストランなどホスピタリティ業界での人材育成を目指しています。これまでも国際的な連携のもとで多様なスキルを身に着けた人材を輩出し、業界の発展に寄与してきました。

日本での新たな取り組み


2023年9月、デュシタニ・インターナショナルは京都の門前町に「デュシタニ京都」を開業しました。この新しいホテルは、地域の観光業に大きな影響を与えるとともに、日本国内全体で深刻化している宿泊業界の人材不足を解決するための第一歩として位置づけられています。

覚書の調印式はタイ・バンコクにあるデュシタニ・カレッジ本校で行われ、同校の重要なスタッフや関連機関の代表者が出席しました。特に、京都の公益財団法人京都文化交流コンベンションビューローからのサポートがあったことも強調されました。

特定技能評価試験とジョブフェア


一般社団法人宿泊技能試験センターでは、2025年6月に日本国内で初めての宿泊分野特定技能評価試験をCBT方式で実施予定です。また、2024年2月にはペーパー方式による一斉試験も行われる予定です。デュシタニ・カレッジは、これらの試験に対するサポートを行うほか、タイで行われるジョブフェア・マッチングイベントへの運営支援も予定しています。

タイ国籍人材の育成


この新たな取り組みを通じて、デュシタニ・インターナショナル及びデュシタニ・カレッジは、タイ国籍の人材による宿泊業部門での特定技能VISA取得の促進や、日本の宿泊施設への人材登用を継続的に支援していく考えです。これにより、双方の業界にとってのウィンウィンの関係を築き、持続可能な労働環境の創出を目指しています。

最後に、デュシタニ・インターナショナルは、1948年に設立され、タイ証券取引所に上場している大手ホスピタリティグループです。多様なビジネスユニットを展開し、世界19カ国に300以上の施設を持つ同社は、引き続き国際的なホスピタリティの発展に寄与していくでしょう。


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