2025国際ロボット展に次世代ロボットエンジニア支援機構が参加
2025年12月6日(土)、東京ビッグサイトで開催される2025国際ロボット展(iREX2025)に、一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構が出展します。広大な南3ホールのブースでは、エンジニア選手権のミニ大会やロボット・AI教材の展示が行われます。
冒険と競技、エンジニア選手権(CoRE)ミニ大会
エンジニア選手権、通称CoREは、参加者がロボットを操縦し、バトルを繰り広げるもので、今回のiREX2025では特に注目されています。ミニ大会では、12m×8mのフィールドで2対2のロボットバトルが展開され、全世代向けのエンジニア育成を支える場として、多くの人々を魅了します。
参加チームの紹介
1部リーグ(上級者向け)には、2025年の総合優勝チームであるMA-KINGをはじめ、大ロボーズやでんとつーとびーばーといった実力派チームが名を連ねています。一方、2部リーグには港アルバス、シュヴァルツ羽田、柏の葉ティムサの小中学生チームが参加。これからのロボット界を担う若者たちが熱戦を繰り広げます。
高校生向けロボット・AI教材の初披露
加えて、新たに開発された高校向けロボット・AI教材、QUESTiXが初めて展示されます。この教材は普通科高校での探求学習や課外活動に最適で、すでに京都橘高等学校での授業に導入されています。これにより、高校生たちがロボットとAIの最前線を学べる環境が整っています。
ブースでの体験とセミナー情報
ブース内では、様々な操縦体験も用意されており、訪れた人々は自らロボットを操縦する機会を得ることができます。スケジュールには、10:00から16:30までの間に、多くの操縦体験とCoREミニ大会が設定されていますので、参加者は大いに楽しむことができるでしょう。
さらには、午後にはロボット人材の育成に関する2つのセミナーが実施されます。ひとつ目のセミナーでは、深圳で活躍する高須正和氏がロボットとAIの最新動向とともに、夏に行われた世界的な人型ロボット競技会の観戦記をシェアします。ふたつ目は、川節拓実氏から諸外国の人材育成の枠組みについての貴重な話が提供され、参加者とともに議論を深めるパネルトークもあります。
教育と技術の融合による未来の創造
次世代ロボットエンジニア支援機構、通称Scrambleは、ロボット競技を通じて日本のものづくりを牽引するエンジニアを育成する組織です。本機構は地域のエンジニアによる指導を受けた小中学生から、高校生向けの先進教材開発まで、多岐にわたる活動を展開しています。
次世代のエンジニア育成は、近い未来の技術革新に直結します。2025年の国際ロボット展を通じて、私たちの未来を担う若者たちがどのように成長し、挑戦していくのか、一緒に見届けましょう。また、参加申し込みが必要なセミナーもありますので、詳細を公式サイトで確認し、ぜひ現地でご体験ください。
【次世代ロボットエンジニア支援機構】
所在地:京都府相楽郡精華町精華台7-5-1けいはんなオープンイノベーションセンター209号室
代表者:川節拓実(京都大学工学部講師)
設立:2020年5月
URL:
次世代ロボットエンジニア支援機構
未来のエンジニアたちに期待を寄せながら、その成長を見守りましょう。