希望の種を日本へ
2025-12-02 13:49:26

希望の種を日本にも!テラ・ルネッサンスとあいむ協働プロジェクト開始

希望の種を日本に!



2025年12月1日、福岡で活動を続けるNPO法人あいむと、京都に本拠を置く認定NPO法人テラ・ルネッサンスが包括連携協定を締結しました。この協定のもと、新たな「若者の明日をともにつくる協働プロジェクト」が始動します。プロジェクトは、相談窓口に寄り添うことができない若者たちの声を聞き、彼らが困難を乗り越えられる未来を創造することを目的としています。

協働プロジェクトの背景



このプロジェクトは、全国的に増加している虐待相談件数が背景にあります。公的機関の児童相談所では、ここ30年で相談件数が200倍に跳ね上がり、相談窓口は手いっぱいの状況です。「誰に相談すればいいかわからない」と孤立する若者たちが増える中、あいむは積極的に彼らの元へ出向き関係を築く「アウトリーチ支援」を展開しています。

あいむの支援活動



あいむでは、繁華街や公園などで若者に声をかけ、まず出会うことを重視しています。出会った若者には、フリースペースでの居場所提供、相談・同行支援、緊急宿泊支援、食糧支援、学習支援を行い、彼らが「困ったときに相談してもいい」と思える関係を築くことが目標です。この活動の背後には、「一緒に歳を取る支援」という理念があり、長期的な関係を大切にしています。

テラ・ルネッサンスの活動



テラ・ルネッサンスは2001年から、カンボジアやウガンダ、コンゴなどの紛争地域や日本の被災地で自立支援活動を行ってきました。それぞれの現地で、特に元子ども兵の支援を行い、長期的な寄り添いによって彼らが自立できるよう育ててきました。この理念は、あいむの支援哲学とも共鳴しています。

連携による今後の展望



今回の包括連携協定により、両団体はそれぞれの経験と知見を活かして、アウトリーチと伴走型支援の充実を目指します。具体的には、共同で研修や人材育成を実施し、若者に対してより良い支援が届くように新たなモデルを探求していきます。また、国内外の問題を解決するための調査や社会への啓発活動も展開していく方針です。

代表者のメッセージ



テラ・ルネッサンスの吉田真衣理事長は、「誰にも頼れずに相談の第一歩すら踏み出せない若者が増えている。私たちは、こちらから出会いに行くことで彼らの信頼関係を丁寧に育みたい」と語ります。

一方、あいむの藤野荘子代表理事は、「子ども・若者の未来のために必要な支援が何かを常に考え、活動を続けていきたい。テラ・ルネッサンスとともにより良い支援を提供していければ」と希望を述べています。

団体概要



認定NPO法人テラ・ルネッサンス


  • - 所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21 jimukinoueda bldg.403
  • - 設立年:2001年
  • - 活動内容:紛争地・被災地での自立支援、平和構築、啓発・アドボカシー
  • - 公式サイト:terra-r.jp

NPO法人あいむ


  • - 所在地:福岡県福岡市中央区大名2-10-4シャンボール大名 D-308
  • - 設立年:2023年
  • - 活動内容:子ども・若者のアウトリーチ支援、相談支援、居場所づくり
  • - 公式サイト:aim-ibasho.org

この新たな協働プロジェクトを通じて、希望を持つ若者の未来を切り拓く活動にぜひご注目ください。


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