工学系女子学生を応援!新しいロボット・AI教材で進学への道を拓く
近年、工学系進学の女性比率が2割を切る中、一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(通称:Scramble)が新たな挑戦を始めました。新開発のロボット・AI教材「QUESTiX」を通じて、高校生に工学の魅力を届け、女性の進学率を向上させることを目指しています。
クラウドファンディングの背景
Scrambleは、「誰もがエンジニアの素養を持ち、より良い社会を共創する」というビジョンを掲げ、地域の教育活動に力を入れています。新たに登場する「QUESTiX」は、工学に興味を持ったことがない生徒に向けて設計された教材です。この教材は、最新のロボット機能とAI技術を駆使しており、学生が実際に体験しながら学べる内容になっています。また、対戦要素を取り入れた楽しみながらの学びも提供しています。
開発チームの女性エンジニアからは、「この教材が女子生徒たちに工学を身近に感じてもらえるきっかけになれば」との熱い思いが寄せられました。
教材の特徴と目的
「QUESTiX」は、初めてロボット製作に挑戦する生徒でも取り組みやすいよう、工学の基礎とチームワークを楽しく学ぶことができる内容です。特に、文系・理系の進路選択前に工学の魅力に触れられることが重要であり、政府や大学も理系女性の受け入れ体制を整備し始めていますが、実際に触れる機会が不足しています。
そのため、Scrambleは今回のクラウドファンディングを実施することになりました。このプロジェクトでは、高校に「Questix」を提供する取り組みとともに、現役エンジニアによる講演会を開催し、実際に工学の楽しさやキャリアの考え方を伝える場を設けます。
プロジェクト概要
プロジェクトの詳細は以下の通りです:
1.
大型ロボット・AI教材「Questix」の提供 - 京都橘高等学校に導入。
2.
現役エンジニアによる講演会 - 工学系キャリア形成の確かなヒント。
実施期間は2025年12月4日から2026年3月4日までで、目標金額は500万円。集まった支援金は、10台の教材導入に使用され、これにより多くの学生が工学の楽しさを実感できる機会が増えます。
特典と参加方法
支援者には、1,000円からの個人向けリターン、法人向けには50,000円からのプランなど多様なリターンが用意されています。詳しくはプロジェクトURLをご覧ください。
プロジェクトURLはこちら
スクランブルのビジョン
Scrambleは、未来のエンジニアを育成するために、地域ロボット部活動やエンジニア選手権等の企画運営を行っています。人工知能とロボット技術がどのように私たちの生活を豊かにするかを理解し、その一翼を担う人材の育成を目指しています。
最後に、Scrambleの代表である川節拓実氏は、教育の進化が女性の進学率向上に繋がると強調します。今こそ、女子学生が工学の世界に足を踏み入れるきっかけを提供する時です。この取り組みにご支援をお願いいたします。