老松のかき氷
2026-08-03 14:07:17

夏の絶品!老松嵐山店の天然氷かき氷を味わう理由

平安の夏を再現したかき氷



古くから京都の地で愛されてきた有職菓子御調進所「老松」。その嵐山店 茶房「玄以庵」では、日光の天然氷を使ったかき氷が楽しめると聞き、早速訪れてみました。ここで提供されるかき氷は、ただの冷菓ではなく、まるで和菓子のように緻密に作られた「みぞれ」。一杯の中に詰め込まれた歴史と技術を体験するために、ぜひとも味わってみてください。

かき氷のルーツ


かき氷の歴史は古く、平安時代の貴族たちが楽しんでいた「削り氷」が始まり。『枕草子』にもその存在が記されており、当時は特別な時間を過ごすための贅沢な食文化でした。老松では、この伝統を現代の感覚に合わせて再現し、かき氷を単なる冷たく甘いものではなく、一つの芸術品として提供しようとしているのです。

天然氷と特選和三盆の調和


老松が使用する「四代目徳次郎」の天然氷は、栃木県日光市で作られます。この氷は、自然環境に負けず職人の技術と経験が詰め込まれているため、木のように扱われ、まさに自然の恵み。さらに、合わせる蜜には徳島県産の最高級和三盆を用いており、非常に上品な甘さが特徴です。この組み合わせが、氷の口どけと一体化する瞬間を生み出します。

実際の氷づくりに参加


老松のスタッフは、天然氷を理解するために実際に日光の氷屋での修行を重ねました。そこで、氷づくりの厳しさを体験し、自然と人間の智慧が合わさって初めて手に入る素材の大切さを学びました。この経験が、より良いかき氷作りの基盤となっているのです。

丹波大納言小豆の役割


かき氷には、大粒の丹波大納言小豆が添えられています。小豆は、その自然な甘さと風味が特徴。老松では、あえて渋切りを軽めに仕上げ、本来の香りを生かしています。かき氷の口どけと一緒に楽しむことで、より一層味わいが増します。

実際に味わってみた


試食した「みぞれ」は、見た目の美しさも素晴らしく、口に含むとまず滑らかな氷が広がり、瞬時に溶けていきます。その後に和三盆の甘さがじわじわと広がり、最後には丹波大納言小豆の食感がアクセントに。すべての素材が絶妙に調和し、無限の可能性が感じられる一杯でした。これが和菓子の職人が手がけた至極のかき氷だと感じました。

まとめ


老松の天然氷のかき氷『みぞれ』は、ただの夏の冷たいデザートではなく、平安時代から続く文化と現代の技術が融合した特別な一杯です。ぜひこの夏、嵐山で体験してみることをおすすめします。寒さ厳しい時代に工夫を凝らして生み出された歴史を、今の私たちが味わうことで、また新しい発見があります。おいしさだけでなく、深い文化的な背景も感じることができるこのかき氷を、一度ぜひお試しください。

店舗情報や詳細については、公式サイトを参考にしてみてください。美しい嵐山の景色と共に、素晴らしいひとときを堪能できます。


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