京都での特別研修会:信頼関係を使った指導法
令和7年度の運動部活動指導者研修会が、2025年11月25日(火)に京都府総合教育センターで開催されます。この研修会では、元ラグビー日本代表監督 松井英幸氏が講師として登壇し、教育現場で必要とされる指導法について語ります。
深刻化する教育現場の課題
近年、教育現場における不適切な指導やパワハラの問題は深刻化しています。文部科学省による調査の結果、令和5年度には509名の教職員が不適切指導で処分され、毎年6万件を超えるパワハラの相談が寄せられています。特に運動部活動では、古い指導スタイルが依然として根付いており、教員が生徒の多様な可能性を引き出すための新たな指導法の導入が求められています。
しくじり監督の経験をシェア
松井氏は、流通経済大学付属柏高校で監督を務めていた際、21年連続で全国大会出場を果たした実績がありますが、指導法の選択ミスからパワハラ問題に発展し、監督を解任されました。この経験を通じて得た教訓を基に、失敗を恐れずに改善することの重要性を説きます。生徒との信頼関係を築くことで、どう新しい指導法へシフトしていけるかを提案します。
「叱る」から「導く」指導法とは
本研修で松井氏が紹介するのは、アメリカの精神科医ウイリアム・グラッサーによる選択理論心理学の考え方です。この理論では、生徒を「恐怖で動かす」のではなく、生徒自身が主体的に動けるような環境を整えることが強調されます。具体的には、信頼を築くためのコミュニケーションのコツや、行動の動機を探る方法を共有します。
研修詳細
- - 日時:2025年11月25日(火)13:00~17:00(受付12:30~)
- - 場所:京都府総合教育センター
- - 主催:京都府教育委員会、京都府高等学校体育連盟、公益財団法人京都府スポーツ協会
- - 参加者:リアル会場120名、オンライン100名
この研修は、府内の中高教員や部活動指導に関係する方々にとって、実践的且つ意味のある学びの場となるでしょう。松井氏の貴重な体験を通じて、指導者としてのあり方を見直す絶好の機会です。
アチーブメント株式会社の役割
アチーブメント株式会社は、創業から39年を迎え、人材教育に関する研修を提供している企業です。「教育の力で世界を変える」を基本理念に掲げ、多くの企業や教育機関に対して支援を行っています。今回の研修も、アチーブメント株式会社が提供する講師派遣サービスを通じて実現しました。
このように、教育における新たな指導法は、関係者全体にとって重要な課題であり、松井氏の講演を通じて多くの教師たちが新しい関係構築のヒントを得られることを期待しています。