日本初の廃線レストラン「FUTURE TRAIN」とは
2025年9月20日(土)、京都・梅小路エリアに新たな風を吹き込む列車型レストラン「FUTURE TRAIN KYOTO DINER & CAFE」がグランドオープンします。このユニークなレストランは、かつての鉄道廃線の高架部分を活用した日本初の試みであり、地域活性化にも寄与することが期待されています。オープンに先駆けて行われた出発式では、地元の松井孝治市長をはじめとする関係者が出席し、テープカットで華やかにその幕を開けました。
出発式の様子
出発式では、松井市長がこのプロジェクトの重要性を強調し、「廃線から未来へ」というメッセージを掲げました。「FUTURE TRAIN」は、ただのレストランに留まらず、京都を代表する新しいクリエーションの場になるだろうと語りました。
また、株式会社梅小路ハイラインの橋本修男代表も挨拶し、地域の賑やかさ創りに向けた歴史的な廃線跡の活用について言及しました。「サンダーバード車両の魅力を未来へ届ける」ことへの期待が述べられ、今後の発展にも目が離せません。
加えて、エンターテイナー増田セバスチャン氏は、「本物のサンダーバードを使ったエンターテインメント施設」としてプロデュースすることの喜びを語り、このレストランがどんな新しい体験を提供するのか、来る訪客への期待を膨らませました。
オープニングパーティー
出発式の後には、「FUTURE TRAIN」のオープニングパーティーも開催されました。ドレスコードに「Something Pink」を設け、ピンクを身につけたゲストたちが集まりました。DJの大沢伸一さんを迎え、音楽とアートに溢れる素晴らしい一夜が演出されました。
レストランの概要
オープン当日に合わせて、すでに営業中の2号車、3号車、4号車のレストランフロアに加え、新たにオープンする1号車「FUTURE BIRD」と5号車「テラス車両」が公開されます。1号車では、特急サンダーバード(681系)をアップサイクルした体験型エリアが設けられ、まさにここでしか味わえない新しい食体験が楽しめます。
«慌ただしい日常の中で、ここでしかできない特別な時間を過ごしていただければと思います»と松村厚久社長が語る通り、来る9月20日、梅小路エリアに新たな観光&カルチャースポットが誕生することは間違いありません。
施設情報
- - 店名: FUTURE TRAIN KYOTO DINER & CAFE
- - 所在地: 京都府京都市下京区観喜寺町3-7梅小路ハイライン
- - アクセス: 京都駅から1駅、梅小路京都西駅直結
- - 営業時間: 平日 11時〜16時、17時〜23時 / 土日祝 11時〜23時
- - 席数: 全88席
- - 入場料: 大人700円、小学生以下300円(未就学児無料)
公式サイト
FUTURE TRAIN で予約も可能です。ぜひ、思い出に残る特別なひとときをお過ごしください。