インド発のD2CブランドProtouch、ENRISSIONが支援で成長加速

大注目のD2CブランドProtouchとは

ENRISSION INDIA CAPITAL株式会社が、インドのパーソナルケアブランドProtouchに出資したというニュースが飛び込んできました。これにより、インドの美容市場における新たなトレンドと、Z世代向けの製品展開の可能性がさらに広がります。

日本とインドの連携を強化するENRISSION INDIA CAPITAL

ENRISSION INDIA CAPITALは「投資を通じて、日本とインドの発展に貢献する」という理念のもと設立されました。日本の企業がインドのスタートアップへの投資を行うのは珍しくなくなっていますが、ProtouchのようなD2Cモデルの企業に対しては特に注目しています。これにより、消費者がより多様な選択肢を手に入れることが期待されています。

Protouchの魅力と背景

Protouchは2021年に設立されたスタートアップで、インドのZ世代をターゲットにして美容家電やパーソナルケア製品を提供しています。同社が手掛ける製品は、高品質ながらもリーズナブルな価格帯に設定されているのが大きな特徴です。

インドの美容市場は、今後2035年までに約7兆円規模に成長すると予測されています。背景には中間所得層の拡大やオンライン購入の増加があります。その中で、Protouchは特にドライヤーなどの美容家電での価格帯の格差に目を付け、多機能なドライヤーや美顔器などを40種類以上展開しています。これにより、Z世代でも手に取りやすい商品を揃えることを実現しています。

Protouchの製品は、ユーザーのニーズに基づいた機能性とデザインが特徴で、特に若い層から高い支持を受けています。例えば、多機能ドライヤーには、乾燥機能だけでなく、スタイリング機能も搭載されており、時短とスタイル作りを両立させています。また、美顔器は手軽に使える価格で販売されており、自宅でのスキンケアに対する意識を高めています。

ENRISSIONの今後の展望

ENRISSION INDIA CAPITALは、今後もProtouchを支援し、インドの美容市場での競争力を高めていく方針です。Digital to Consumer（D2C）モデルの台頭は、オンラインでの購買が進む中で特に注目されており、Protouchの成功事例は他の企業にも良い影響を与えることでしょう。