京都・和束町の新しいほうじ茶専門店『桶力茶店』がオープン！

京都・和束町に新たな拠点、ほうじ茶専門店『桶力茶店』が誕生

2025年4月5日、京都・和束町に新たに「桶力茶店（おけりきちゃてん）」がオープンしました。この店舗は、地域の特産品として名高いほうじ茶を専門に取り扱うお店として、ほうじ茶の魅力を再発見する場として設立されました。

和束町の恵み、厳選されたほうじ茶

和束町は京茶の名産地であり、全国でも有数の高品質な茶源郷として知られています。「桶力茶店」では、地元の茶農家によって育まれたほうじ茶のみを厳選し、ブレンドせずに提供しています。品種や樹齢、刈り取り部位、製茶工程、熟成期間、さらには焙煎技術の多様性が、独自の香りと味わいを生み出します。このため、『桶力茶店』では、ほうじ茶の多彩な表情を日常の一杯として楽しむことができます。

自分に合った一杯を見つける楽しさ

ほうじ茶は、日常茶として多くの人に親しまれていますが、自分の好みに合った一杯を探すのが難しいという声も多く聞かれます。そこで、桶力茶店では、焙煎や香りの違いを際立たせた豊富な品揃えを提供し、30gからの量り売りを導入しています。来店されたお客さまとの会話を通じて、それぞれのほうじ茶の香味や背景を丁寧に説明しながら、「今の自分にぴったりなほうじ茶」との出会いを提案しています。これにより、お客さまは自らの好みを発見し、一杯の茶を楽しむ新たな体験を提供されます。

大正時代の建物を生かした温かい空間

店舗は大正時代に建てられた木造家屋を改装したもので、かつて料理旅館として地域の人々に親しまれてきました。今、ほうじ茶を通じて人と人、地域と地域、過去と未来が交差する場所として新たに生まれ変わったのです。さまざまな方々が集まる交流の場となり、単なる販売にとどまらず、茶文化を育む拠点としての役割も果たしていく予定です。